特別寄稿
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IOC会長選でバッハの後継は?日本人も初名乗り、五輪史上初「大きな出来事」の可能性も
我が国では自民党総裁選の話題で持ち切りだが、海の向こうでは9月15日に立候補が締め切られた選挙が注目されている。 国際オリンピック委員会(IOC)会長選である。誰がなるかで世界のスポーツポリ…
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ロシアとウクライナのはざまで揺れるIOCの苦悩 バッハ会長の手紙につづられていたジレンマ
国際オリンピック委員会(IOC)が1月25日に声明を出した。ウクライナとの連帯、オリンピック休戦を破ったロシアとベラルーシへの制裁、そして同国選手の立場について、IOC理事会がまとめた形だ。 …
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【追悼】「選挙運動で聖火リレーを!」行動力あるアイデアマンだった猪木さんは、理論的で哲学的な人でもあった
小、中学生時代にプロレス少年だった私は、熱烈な猪木信者だった。大学卒業後に当時の日本体育協会(現日本スポーツ協会)に入り、その後、JOC(日本オリンピック委員会)に移った私をアントニオ猪木さんと引き…
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IOCバッハ会長は8年前、高橋治之元理事の“追放”を組織委に求めていた
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之元理事が昨6日、五輪スポンサーで出版大手のKADOKAWAから賄賂を受け取った疑いで再逮捕された。 そのKADOKAWAが東京五輪2020開会…
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逮捕された高橋治之元理事には9億円 あぶり出される東京五輪招致の闇
「オリンピックは商業主義化した」とは、国際オリンピック委員会(IOC)批判の常套句だが、1984年ロサンゼルス五輪が民間資本だけで成功裏に終了し、しかも約500億円の黒字を出した。以降、IOCはそれま…
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2030年札幌五輪招致「町おこし」的な下心では開催する意義はない
まもなく北京冬季オリンピックが始まろうとしている。最近の毎日新聞の世論調査によれば、「60%が(同五輪を)楽しむ気持ちになれない」という結果が出ている。 開催か中止か、世論を二分した中で開か…
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山下泰裕JOC会長を北京に派遣? 日本の「五輪音痴」ここに極まれり
米国が北京冬季五輪の“ボイコット”を発表した。ボイコットといえば、1980年のカーター米国大統領によるモスクワボイコット宣言が想起される。 アフガニスタンに侵攻したソ連に対しての抗議として、…
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森喜朗組織委会長は辞任不可避 これだけの理由
東京オリンピックは緊急事態を迎えた。森喜朗東京オリンピック組織委員会会長が女性蔑視発言をして問題となり、それを釈明し、謝罪する会見で逆にジェンダー問題を全く理解していないことを露呈してしまったからだ…