芸能記者稼業 血風録
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赤塚不二夫編<7>入院先でもサンマ焼き、焼酎を飲んでいた
出会った頃にはすでに「アルコール依存症」だった赤塚不二夫氏(享年72)。元妻と離婚後、連日連夜の酒が要因といわれていた。 真知子さんと再婚したのは依存症を心配した“元ニョウ(女房)”と呼ぶ前…
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赤塚不二夫編<6>社員旅行で夫妻と午前3時まで飲み二日酔い
新宿までタクシーで10分ほどの距離という条件も加味されて建てられた下落合の赤塚不二夫邸。新宿へは毎晩のように飲みに出かけ数々の伝説を残した。私の交遊時は体力的な衰えもあり、外出は控えめになっていた。…
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赤塚不二夫編<5>漫画家に近隣 赤塚家は来客にやさしかった
私が赤塚ファミリーの一員になった頃は、タモリも所ジョージも立川談志も超売れっ子。残念ながら赤塚家で合流することはなかったが、変わらず顔を出していたのが漫画家の諸先生方だった。トキワ荘仲間の藤子不二雄…
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赤塚不二夫編<4>たこ八郎はママレモン入りサワーを作った
漫画家・赤塚不二夫家の愛猫・菊千代が縁で気が付けば「赤塚ファミリー」の一員になっていた。漫画以上にギャグな赤塚家の日常を紹介する。 先生がほぼ居座る2階の居間は和室。長いテーブルの奥が先生の…
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遺族を取材…芸能記者も駆り出された日本航空123便墜落事故
芸能を主にしていても、時には他のジャンルの取材をするのが週刊誌の世界。特に社会事件は、「聞き込み」など芸能と共通する点も多く、よく駆り出された。なかでも強く印象に残っているのが日本航空123便墜落事…
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赤塚不二夫編<3>愛猫・菊千代死去 人間と同じ葬儀で見送り
漫画家・赤塚不二夫(享年72)家の飼い猫・菊千代が出演した富士フイルムのCM。 腹ばいになって4本の足で伸びをすることから「バンザイ猫」と呼ばれた。菊千代が主役のCMに赤塚氏も脇役として共演…
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赤塚不二夫編<2>赤塚家の猫「菊千代」への取材が結んだ縁
漫画家・赤塚不二夫(享年72)と芸能記者。結びつかない2人の出会いは赤塚家の愛猫「菊千代」だった。富士フイルムのCMに登場して話題を集めていた「バンザイする猫」の菊千代。どんな猫なのだろうと取材を申…
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赤塚不二夫編<1>タモリの弔辞は生前本人に披露されていた
「おそ松くん」「天才バカボン」など数々のギャグ漫画で知られる漫画家・赤塚不二夫さん(享年72)が亡くなって12年の月日が流れた。先生との思い出の日々を改めて振り返る。 2008年8月2日、東京…
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左頬の刀傷と眼光…初めて生で見た安藤昇は想像以上の迫力
元ヤンキーを売りにバラエティー界を席巻した木下優樹菜は、現役時代を彷彿するヤンキーぶりを露呈するタピオカ騒動を起こして芸能界を引退した。昭和には「元ヤクザの親分」から俳優になり、人生を全うした人がい…
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不思議とウマが合った「アクターズプロ」の阿知波信介氏
1962年、東宝から独立した三船敏郎が創業した「三船プロ」は俳優のマネジメントだけでなく、映画製作も手掛けた。調布にオープンセットまである撮影所も所有。石原裕次郎とタッグを組んだ「黒部の太陽」をヒッ…
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57年の歴史に幕…男たちが“鉄の結束”を誇った「石原プロ」
「石原プロ」が来年1月をもって所属俳優のマネジメントを終了。57年の歴史に幕を閉じる。昭和の大スター・石原裕次郎を慕う俳優からスタッフまで集まった男たち。「男の軍団」と呼ばれた事務所がなくなることは感…
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人気絶頂期の自殺の取材や報道の仕方ほど難しいものはない
深く記憶に残る芸能人の自殺がある。1983年6月、俳優・沖雅也さんの京王プラザホテル47階からの飛び降り自殺(享年31)。「太陽にほえろ!」の刑事役で人気を博していた最中の自殺だった。さらに養父にな…
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田宮二郎さんも…芸能人の自殺はいつも突然で真相は闇の中
俳優の三浦春馬さん(享年30)が自殺という衝撃的なニュースが飛び込んできた。自らの意思で命を絶つ。メディアは「なぜ、自殺に至ったのか?」と真相に迫る取材をするが、「仕事に悩んでいた」といった話はあっ…
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逃げる安西マリアの車を追って…踏切内であわや大事故!
所属事務所社長との裁判で法廷に立った後、車で逃走する歌手・安西マリアを追うメディアの車列。カーチェイスのような逃走劇は意外な結末が待っていた。 安西の運転手は土地勘もあり腕も確かだった。小さ…
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安西マリア「愛の逃避行」を追ってマスコミはカーチェイス
公正取引委員会から芸能事務所に対して監視強化されたことでタレントの独立が活発化。今年も独立が相次いでいる。 かつての独立にはトラブルが必ずあった。1970年代に歌手・タレントとして活躍した安…
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不倫謝罪会見に妻同伴 峰竜太“恐妻家キャラ”で好感度回復
タレントや芸人の不倫は仕事を失い謹慎生活を余儀なくされる時代だが、昔の俳優は仕事に影響することなどなかった。なかには不倫を機にブレークした俳優もいた。 好感度タレントとして幅広いジャンルで活…
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「芸能界の七不思議」謎に包まれていた高倉健さんの私生活
昭和を代表する映画スター・高倉健さん(享年83)が亡くなってはや6年。 エピソードの数々は死後、養女の著書などで明かされているが、絶頂期の健さんは芸能メディア泣かせだった。映画俳優の私生活が…
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江利チエミさんと大原麗子さん…つらすぎる女優の孤独死
芸能界でも想定外のことが起きる。女優の孤独死もそのひとつ。最初に女優の孤独死に触れたのは江利チエミさんだった。美空ひばり、雪村いづみと「三人娘」と呼ばれ人気を博した江利さん。ちなみに、「3人組が売れ…
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玄関の奥に見えた吉永小百合の結婚生活を執念でスクープ!
映画全盛期、映画女優と呼ばれた人たちの私生活は常にベールに包まれていた。それでも「結婚」に関しては、「女優は映画会社専属時代。結婚はファンへの報告でもあり、きちんと記者会見などで発表していた」(元映…
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別居中の杉良太郎を直撃 帰り際「俺はつぶれないから」
俳優の杉良太郎(75)が長年続けているボランティア活動についてリポーターから「支援は売名ですか」と問われ、「もちろん売名だよ」と即答。続けて「私がやってきたことを全部やってから同じ質問をしてくれ」と…