上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」
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心臓手術で使われる人工臓器はどれくらい耐久性があるのか
人間は脳さえあれば少なくとも数百年以上は普通に生きられる──。ある脳科学者がこんなことを話していました。 たしかに、「体のほかの細胞とは違って脳は老化しない」という説を唱えている学者もいます…
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コロナ感染は症状が治まっても血栓ができやすい状態が続く
新型コロナウイルスの第7波はピークアウトしたといわれますが、それでも都内だけで1日あたり1000人以上の新規感染者が出ています。これから年末年始にかけては第8波の到来も予想されていることもあり、引き…
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進化する画像診断機器を生かすにはソフトの開発も欠かせない
前回、負担の少ない低侵襲な内視鏡手術で使われる8K内視鏡を中心に、急速に進歩している画像診断機器についてお話ししました。治療や検査の真っ最中に、より高精細な画像を撮影することが可能になったハードの進…
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最新の8K内視鏡は安全性を高めて手術の完成度を向上させる
今年4月、心臓の拍動による画像のブレを低減するCTシステムが富士フイルムヘルスケアから登場しました。画像処理の際に心臓の動きを推定し、冠動脈などに発生するブレを低減する技術が搭載されています。また、…
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逆流性食道炎がある人は胸の痛みの原因をしっかり鑑別する
前回、糖尿病の人は「痛みのない心臓発作」に注意すべきというお話をしました。心臓発作は、心筋に酸素や栄養を供給する冠動脈の血流が大幅に減ったり、途絶えてしまったときに起こるもので、迅速に処置をしなけれ…
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糖尿病の人は「痛みのない心臓発作」に注意したい
心臓発作は、心筋に酸素や栄養を供給する冠動脈の血流が大幅に減ったり、途絶えてしまったときに起こります。主に狭心症や心筋梗塞といった冠動脈疾患で見られます。 心臓発作の症状は「胸痛」が多く、締…
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心臓にトラブルを抱えている人の正しいエアコンの使い方
酷暑から解放され、朝晩は過ごしやすくなってきました。とはいえ、9月に熱中症で救急搬送された人の数を見てみると、2020年は全国で7085人、21年は2355人となっていますから、やはり注意が必要です…
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熱中症にならないためには1日3回の「体温測定」が効果的
前回、心臓トラブルがある人は熱中症になると重症化しやすいとお話ししました。このところだいぶ暑さがやわらいできましたが、9月になっても急に気温が上がると熱中症を招くケースが少なくありません。引き続き注…
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心臓トラブルがある人は「熱中症」が重症になりやすい
お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続いています。引き続き「熱中症」への警戒が必要です。とりわけ心臓にトラブルを抱えている人は、健康な人よりも注意しなければなりません。 熱中症とは、気温と湿度が高…
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カテーテルを行う外科医は確実に合併症なく改善できる治療を続けることが大切
前回、「PAD(末梢動脈疾患)」と呼ばれる疾患についてお話ししました。足の血管に生じた動脈硬化によって血管が細くなり、足に十分な血液が流れなくなることで発症し、悪化すると、足に潰瘍ができたり、壊死か…
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PAD(末梢動脈疾患)の治療は最初から「足の専門科」で受けたい
近年、「PAD(末梢動脈疾患)」と呼ばれる疾患が注目されています。足の血管に生じた動脈硬化によって血管が細くなり、足に十分な血液が流れなくなることで発症する病気です。はじめは歩行時の足のしびれや痛み…
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暑い夏は立ち上がったときの急激な低血圧に気をつけたい
夏は血圧が低下する季節です。気温が上昇すると体内にも熱がこもるため、その熱を放散しようと血管が拡張します。また、汗をたくさんかくと血管内の水分と塩分が失われ、血液量が減少します。こうしたことから血圧…
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心臓トラブルがある人は眼疾患の「緑内障」にも気を付けたい
心臓疾患が緑内障の発症と関係している──。そんな研究が日本で報告されました。 三島総合病院眼科の鈴木幸久氏らの研究では、緑内障の中でも多い開放隅角緑内障の患者581人(男性285人、女性29…
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腎機能が低下している人は腎臓内科医がいる病院で手術を
心臓手術を受ける患者さんに、「CKD(慢性腎臓病)」を合併しているケースが増えていることについて前回お話ししました。 心臓と腎臓は「心腎連関」といわれるくらい深い関係があり、腎機能が悪くなる…
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心臓手術を受ける患者に腎機能障害があるケースが増えている
高齢化が加速している近年、心臓手術を受ける患者さんが、同時に「腎臓」のトラブルを抱えているケースが増えています。中でも、多く見られるのが「CKD」と呼ばれる慢性腎臓病です。 CKDは、腎臓の…
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死亡事故も起こったロボット手術はよりたしかな安全性の検証が必要
近年、普及が進んでいる「手術支援ロボット」を使った肺がんの手術で医療事故が起こり、60代の男性患者さんが死亡していたことが5月末に発表されました。 報道によると、2020年10月に大阪の吹田…
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課題はあってもロボット手術はさらに応用される可能性がある
前回に続き「手術支援ロボット」についてお話しします。1999年に発売された米国メーカーの「ダヴィンチ」は、2億~3億円の販売価格に加え、年間の維持費が1000万~2000万円かかること。また、ロボッ…
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国産も登場したロボット手術 さらに広まるためには課題がある
「手術支援ロボット」が日本でも広まっています。1999年に発売された米国メーカーの「ダヴィンチ」に続き、2020年8月には国産初となる「hinotori(ヒノトリ)」が製造販売承認されました。現在、ダ…
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米国で心不全の治療に推奨された糖尿病治療薬の期待と課題
米国心臓病学会、米国心臓協会、米国心不全学会が共同で編集した「心不全診療ガイドライン2022年版」が発表され、心不全の薬物治療で「SGLT2阻害薬」の使用が新たに「推奨」として加えられました。 …
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人工心臓は莫大な費用がかかる 再生医療の進化に期待したい
超小型ポンプを内蔵したカテーテル装置を心臓の左心室内に留置し、心臓のポンプ機能を補助して血流を維持する新しい補助人工心臓について、前回お話ししました。 人工心臓はいまも進化を続けていて、さら…