ジュリー氏が東山紀之に"片想い"の過去…「なんでも聞いてくれるヒガシ」が逃れられない創業家の呪縛
実際、ジャニー氏が亡くなった2019年も、2022年に同社の副社長でジャニーズアイランド社長だった滝沢秀明氏(41)が退社した際も、後継者として最有力候補だったはずの東山が名乗りを上げることはなかった。同社が順調であったにせよ、事務所の経営に携わることには前向きではなかったのだろう。
■東山が出版会見で見せた女性メディア関係者への本気ハグ
東山は結婚した2010年に自身の半生を綴ったエッセイ「カワサキ・キッド」(朝日新聞出版)を出版し、温かい家庭環境に恵まれなかった自身の幼少期について明かしている。その出版会見に参加した女性メディア関係者によれば、「事務所サイドからの声掛けで、女性メディア関係者に有無を言わせず列をつくらせ、順番に東山さん本人にハグをさせるという、まるでファンクラブのような企画があったんです。挨拶のような自然なハグではなく、本気のハグなので異様な光景でした。東山さんは1回こっきりの仕事かもしれないメディア関係者にでさえこういう対応をさせられるわけですから、彼がこれまで事務所に指示されてきたことを想像すると察するに余りあります」
創業家の言いなりになってきた東山は、今なおその呪縛から逃れられない状況なのだろうか。泥舟と化した大所帯を背負って立つにはいささか荷が重過ぎると言わざるを得ない。