新書あらかると
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「同性にモテる技術」内藤誼人著
人生をバラ色に変えるための近道となる、同性からモテるための方法を説いた生き方本。 もちろんこの場合の“モテる”とは同性愛的な意味ではなく、上司には目をかけられ、後輩には慕われ、同僚には頼られ…
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「コントに捧げた内村光良の怒り」戸部田誠〈てれびのスキマ〉著
テレビで活躍するエンターテイナーたちの評伝。 デビュー以来、第一線で活躍を続ける「ウッチャンナンチャン」の内村光良は、もともとは映画監督志望で専門学校時代に漫才の授業で現在の相棒・南原清隆と…
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「LGBT初級講座 まずは、ゲイの友だちをつくりなさい」松中権著
自らもゲイをカミングアウトしている著者は、LGBT=セクシュアル・マイノリティーの「バレないよう」生きる術には、「世渡り術」「社交術」につながるチカラがあるという。人生を楽しむのに長けたそんなLGB…
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「気にしない生き方」吉村昇洋著
臨床心理士でもある禅僧による生き方本。私たちがストレスを感じる背景には何かしらへの「とらわれ」がある。この「とらわれ」の扱い方を説いているのが仏教だという。「とらわれ」から解放され、あるがままの自分…
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「知られざる天才ニコラ・テスラ」新戸雅章著
エジソンと同時代を生きた偉大な発明家の評伝。 日本人にはなじみが薄いテスラだが、今日の交流電力システムの生みの親で、無線技術の先駆者でもあり、欧米のカリスマ起業家らの尊敬を一身に集める人物だ…
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「ヒトラー対スターリン悪の最終決戦」中川右介著
第2次世界大戦の主役はナチス・ドイツで、その最大の敵はソ連のスターリンだったとする著者が、独ソ戦の詳細を描いた歴史読み物。 第1次世界大戦までさかのぼり、ドイツ軍の上等兵として参戦していたヒ…
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「貧困の倫理学」馬渕浩二著
地球上の8人に1人が飢餓に苦しむ今、豊かな先進国に暮らしながら、世界の貧困問題を放置することは倫理的に許されるのか。この問いに取り組む先人たちの思想を紹介しながら、現代の倫理のあり方を提示する思索の…
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「踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽」輪島裕介著
「大衆音楽」と「芸術音楽」は「踊り」か「鑑賞」かという享受(参加)のモードによって区分されると著者はいう。本書は、「不特定多数の大衆が娯楽として踊るための音楽」の日本での展開を追った大衆音楽史。 …
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「18歳の著作権入門」福井健策著
デジタル時代を生きる若者たちに向けて書かれた著作権の教科書。 情報は、著作物とそうでないものに二分され、著作物には著作権法という法律が働き、著作権が生まれる。では、著作権とそうでないものの違…
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「世界に嗤われる日本の原発戦略」高嶋哲夫著
出口の見えない原発再稼働論議に一石を投じる問題提起の書。 大部分の人は、福島第1原発の事故を人災と認識。過去の大きな原子力事故もほとんどは「人」による事故だったと指摘する著者は、「そうである…
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「フォト・ストーリー沖縄の70年」石川文洋著
沖縄出身で「在日沖縄人」を自称する戦場カメラマンが、故郷の戦争と基地についてつづったフォトエッセー。 作家だった父が創作活動の場を広げるため一家で沖縄から移住。戦時下、船橋で過ごした少年時代…
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「マンガ おはなし物理学史」小山慶太原作、佐々木ケン漫画
物理学の歴史をコミックで解説した入門書。 1665年、ニュートンがりんごの落下から重力の存在、そして天体の運動へと思索を深める場面に始まり、天文学者のケプラーが惑星の動きを解明するエピソード…
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「国境のない生き方」ヤマザキマリ著
夫を病気で亡くしたビオラ奏者の母は、仕事のため幼い2人の娘を連れ、縁もゆかりもない北海道に移住。そんな母に、本気でやりたいことがあると人は強くなれることを学んだという。 14歳のときには、そ…
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「ヤバいLINE」慎武宏・河鐘基著
世界で5億6000万人もが利用するLINEは、スマートフォンに特化した新しい形のポータルメディアに変化を遂げつつある。一方でLINEをきっかけとした青少年のトラブルの多発や個人情報流出の懸念など、さ…
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「まったく新しい『0円賃貸』で高収益マンション投資術」森裕嗣著
「0円賃貸」とは、従来の「敷金・礼金ゼロ」物件とは別物。敷・礼はもちろん、仲介手数料や退去時の原状回復費、火災保険、24時間駆けつけサービス、そして滞納家賃の保証料まで0円にしてしまうという業界の常識…
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「なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?」中島恵著
今年2月の春節、中国人観光客が日本で「爆買い」した金額は約1140億円。中でも、温水洗浄便座が飛ぶように売れたという。なぜ中国人がそれほどまでに日本製品に愛着を寄せるのか。本書は、メディアでは報じら…
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「戦後リベラルの終焉」池田信夫著
常に論壇の主流だった「戦後リベラル」だが、全面講和や安保反対に始まり、反原発までスローガンに終わり、なにも変えることができなかったと著者は指摘。東大法学部出身者をはじめ、従軍慰安婦問題で大誤報を犯し…
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「テレビの秘密」佐藤智恵著
さまざまな立場でテレビ番組に携わってきた著者が、経営学的視点から視聴率競争の裏の裏を徹底分析したコラム集。 2013年の夏、驚異的な視聴率を稼ぎだしたドラマ「半沢直樹」と翌春の「ルーズヴェル…
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「復興なんて、してません」渋井哲也ほか著
東日本大震災の被災者15人の今を取材したドキュメント集。 福島県富岡町で両親と妻、3人の子どもと暮らしていた伏見さん(33歳)は、原発の爆発に伴い、各地を転々と避難。両親と別れ、妻の実家があ…
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「飛行機事故はなぜなくならないのか」青木謙知著
旅客機事故による死者数は2013年までの5年間で年平均約500人。制度や技術が更新され、重大事故の発生は年々減少しているが、ゼロになることはない。 旅客機の事故では「魔の11分間」という言葉…