「気にしない生き方」吉村昇洋著

公開日: 更新日:

 臨床心理士でもある禅僧による生き方本。私たちがストレスを感じる背景には何かしらへの「とらわれ」がある。この「とらわれ」の扱い方を説いているのが仏教だという。「とらわれ」から解放され、あるがままの自分と出会い、気楽に生きていくための方法を、さまざまな悩みに答えながら説く。

 例えば「使えない」後輩に苛立つ、という悩みには、「誰にでもその人にしかできないことが何かしらあります。それを見極められない自分に問題があるかもしれないという視点に立ってみてはどうか」と助言。

 こうした仕事場での人間関係から、家族との関係、そして人生の悩みまで。仏教の教えを交えながらやさしく解きほぐす。

(幻冬舎 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる