語り部の経営者たち
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フューチャースタンダード 鳥海哲史社長<4>「未来の普通」を目指して
投資会社インキュベイトファンドの和田圭祐氏のアドバイスを受け、鳥海はカメラ事業での起業を決意する。 しかし、同じコンセプトのカメラが米国で発売されると、「これからカメラはたくさん出てくるだろ…
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フューチャースタンダード 鳥海哲史社長<3>外資系証券会社のトレーダーに
フューチャースタンダードは、映像解析AI分野に特化したベンチャーだ。 鳥海は大学院修了後、IT関連の仕事に就きたいと考えていた。 「その中でも、システムエンジニアのような100を100…
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フューチャースタンダード 鳥海哲史社長<2>大学時代はIT関連のバイトを掛け持ち
フューチャースタンダードは、映像解析AI分野に特化したプラットフォーム「SCORER」を開発、運営するベンチャーだ。 鳥海は大学時代、アルバイトに明け暮れた。高校時代から続けていたマクドナル…
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フューチャースタンダード 鳥海哲史社長<1>映像解析AIに特化したベンチャー
フューチャースタンダードは、映像解析AI分野に特化したプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を開発、運営するベンチャーだ。 今まで人員に頼ってきた調査だけではなく、従来には難しかった…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<7>不動産と引っ越しビジネスに進出
トレジャー・ファクトリーの本社(東京・秋葉原)に入っていくと、入り口の壁に宅地建物取引業者免許証が掲げられていることに気づく。リユースビジネスになぜ、不動産に関する免許が必要なのだろうか。 「…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<6>大量出店で大幅減益に
創業3年目の1997年に2号店、翌年に3号店を出し、以降も出店を増やしていった。その歩みは順調に見えたが、野坂英吾社長はあせりを感じ始めていた。 「10年で30店という目標を掲げたのに、このま…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<5>見切り発車がもたらした幸運
「おカネの使い方がよくわかっていなかった」 トレジャー・ファクトリーの創業前後を野坂英吾社長はこう振り返る。 「当初は資金を貯めてから事業を始めようと思っていたんですが、それでは永久にス…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<4>48店舗のリサイクルショップを回る
リサイクルショップを視察に行って、大学4年の野坂氏は愕然とした。 「商品はホコリをかぶっていて、どこに何があるかもわからない。値札もついていないんです。接客もきちんとできていない感じでした」 …
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<3>新品同然の“ゴミ”を見つけて「もったいない」
大学生活を送っている間に起業する内容を決めようと考えていた野坂氏だったが、自分が何をやりたいのか、明確な答えはなかなか見つからなかった。どんなことをやるにしても、とにかく準備だけはしておかなければな…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<2>中学生の時に思い描いた上場の夢
野坂英吾社長が起業を意識しだしたのは中学生の頃。まだ、この時点では何をやりたいという具体的なプランはなかったが、とにかく自分で会社をつくりたかった。その理由は、商社マンの父を超えたいという思いからだ…
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トレジャー・ファクトリー 野坂英吾社長<1>コロナ禍でも堅調なリユースの強み
「リユースのビジネスはもともと、景気の波に左右されづらい分野なんです」 こう話すのはリサイクルショップを展開するトレジャー・ファクトリー(通称トレファク)の創業者・野坂英吾社長。 新型…
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クレディセゾン 山下昌宏社長<5>社長就任直前、重度の椎間板ヘルニアで入院
コロナ禍においてクレディセゾンは次々と新しい商品やサービスを打ち出している。 申し込みから発行まで全てスマホで完結し、カードには番号がない完全ナンバーレスの「SAISON CARD Digi…
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クレディセゾン 山下昌宏社長<4>「素人だから判断できた」
月賦百貨店の緑屋をルーツに持つクレディセゾン。その1期生(当時・西武クレジット)として入社した山下は、持ち前の課題解決能力でめきめきと出世していった。 そんな山下が「ビジネスマン人生最大のピ…
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クレディセゾン 山下昌宏社長<3>エリート行員とタフな交渉
月賦百貨店の緑屋が西武クレジットとなり、その1期生として入社した山下昌宏。目の前の課題を確実にこなしていく仕事術で頭角を現し、同社初の30代で支店長に抜擢。2010年に52歳で取締役になった。 …
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クレディセゾン 山下昌宏社長<2>上司に見込まれた仕事ぶり
永久不滅ポイントなど斬新なサービスで知られるクレジットカード会社「クレディセゾン」。2019年に社長に就任した山下昌宏は、「緑屋」(月賦百貨店)から社名変更した「西武クレジット」に1期生として入社し…
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クレディセゾン 山下昌宏社長<1>他大学の就職課で勧められ
永久不滅ポイントなど斬新なサービスで知られるクレジットカード会社「クレディセゾン」。2000年から舵取りをしてきた林野宏(現会長)から、同社の前身「西武クレジット」1期生の山下昌宏(当時専務)に社長…
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3Backs 三浦尚記社長<4>苦難から逃げずに向き合う習慣を
キャリア再生支援事業「リバースラボ」にエントリーして面接に受かると、スリーバックスの正社員として雇用される。 「アルバイトや業務委託契約のほうが会社のリスクは減りますが、彼らの実績に結びつきに…
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3Backs 三浦尚記社長<3>借金3000万円…社会貢献の大切さ
父が営む建設会社に入社した三浦氏は、どんなにつらくても3年は続けようと心に誓って、配管工事の見習いから始めて真面目に取り組んだ。 「3年の間に仕事の魅力がわかればやっていけると思っていました。…
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3Backs 三浦尚記社長<2>大学を中退し就職活動を始めたら…
大学を中退した三浦氏は、早く社会に出て一人前になろうと就職活動を始めた。しかし、その考えは甘かった。名の知れた企業や条件がいい企業はたいていどこも応募資格が大卒以上で、希望と条件が見合う就職先が見つ…
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3Backs 三浦尚記社長<1>学歴・職歴に悩む若者の支援事業
学歴・職歴がなくて思うような仕事に就けないと悩む若者にキャリアの形成を支援して就職への道筋をつくる、キャリア再生支援事業「リバースラボ」が話題になっている。運営するのは東京・千駄ケ谷に本社を構える株…