大谷翔平が3度目の満票MVPは記録ずくめ! 史上初「リーグまたぎ2年連続」「DHで受賞」の快挙‼
最も顕著な活躍をした選手に贈られるア、ナ両リーグのMVPが日本時間22日に発表され、史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)を達成し、本塁打王、打点王(130)の2冠を獲得したドジャース・大谷翔平(30)が選ばれた。
エンゼルス時代の昨季に次ぐ2年連続3度目の受賞。メッツのフランシスコ・リンドーア内野手、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手を抑えて満票で栄誉を手にした。リーグをまたいでの2年連続受賞、DHでのMVP獲得は史上初の快挙だ。
これで今オフの大谷はハンク・アーロン賞(最優秀打者)、エドガー・マルティネス賞(最優秀DH)、シルバースラッガー賞(打撃のベストナイン)、オールMLBファーストチーム(ベストナイン)と主要表彰だけで5冠目。そんな大谷が目標に掲げているのが、投手最高の栄誉であるサイ・ヤング賞と最多勝である。
来季は投打の二刀流に復帰する。ワールドシリーズで左肩を脱臼、手術した影響が心配されるが、3月のカブスとの日本開幕戦で、昨年8月24日のレッズ戦以来となるリアル二刀流で出場する可能性もある。故障なくシーズンを通じて活躍すれば、カムバック賞に加えて3年連続MVP受賞は決して不可能ではない。
ワールドシリーズ連覇がかかる来季は投手としての活躍も求められるが、昨年までのパフォーマンスをすれば、勝ち星は十分、付いてくる。
エンゼルス時代は奮闘むなしく、1試合あたりの援護点(RS)は2021年2.78、22年2.82、23年3.13とわずか。援護に恵まれないながらも、15勝をマークした22年から2年連続2ケタ勝利をマークした。