権藤博の「奔放主義」
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川上哲治さん生誕100年 ハッとさせられた名将の言葉
2013年に亡くなられた川上哲治さんがご存命なら、今年3月23日で100歳を迎えられるはずだった。4月8日に熊本で開催予定だった「生誕100年記念」の巨人―中日戦をはじめ、その偉業を振り返るさまざま…
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日本の“現役ドラフト”はいかにもみみっちい 40人枠を提案
延期が続く開幕のほかにも、気になっていることがある。早ければ今年7月にも実施されると聞いていた、「現役ドラフト」のことだ。 実現すれば、選手移籍が活性化し、出場機会に恵まれない選手を掘り起こ…
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難局は遊び心で 西武・山川らの捕手練習はナイスアイデア
どこも活動休止で、すっかりネタ枯れのスポーツ界。スポーツ紙をペラペラとめくっていたら、久々に手が止まった。自主練習中の西武の山川内野手、外崎内野手、川越外野手の3人が捕手練習を行ったという記事だ。 …
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巨人と日ハムは“選手放牧” 開幕延期で問われる球団の手腕
プロ野球の開幕が4月24日に決まった。 とはいえ、これもあくまで「そこを目指す」というものであって、コロナウイルスの感染状況によっては、再度の延期もあり得る状況だ。 当初は3月20日…
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メディアが取り上げる G菅野の投球フォーム改造は至極当然
巨人の菅野智之(30)が投球フォームの改造を施し、評論家諸氏がさまざまな解説をしている。 確かに、見た目は変わった。フォームの始動時に両手を右肩の方向に引き上げてから、左足を上げていく。ひね…
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ロッテ佐々木は素晴らしい 掛け値なしの逸材だけに危ない
ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗希(18=大船渡)を見た。 20日のブルペン。立ち投げでオール直球の40球だったが、なるほど確かに、迫力のあるボールを投げていた。 私はブルペンをあ…
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松坂が「生きた教科書」とは失礼な話 バカを言いなさんな
3年前のちょうどこの時期だ。WBC日本代表の投手コーチを仰せつかった私は、侍ジャパンに選出された選手を視察するため、12球団のキャンプ地を巡った。 「すごいじゃないか。いいボールを放っとる。W…
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盟友・高木守道氏を悼む 今も耳に残る「パチン!」の音
選手としては、「超」のつく天才だった。 17日に78歳で亡くなった高木守道氏とは、現役時代に中日で同じ釜の飯を食った間柄。私の3歳下で「権藤さん」「守道」と呼び合った。 地元名古屋の…
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コーチには2種類の人種 信用できるのは「進言」するタイプ
日刊ゲンダイ新春特別号の企画で、ラグビー日本代表スクラムコーチの長谷川慎さん、スポーツジャーナリストの二宮清純さんと鼎談、軽くビールを飲みながら3時間にわたって興味深い話をたくさん聞かせてもらった。…
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来季から先発転向 楽天・松井「間違いなく勝てる」の根拠
なにも心配はいらないだろう。 楽天の守護神、松井裕樹(24)が来季から先発に転向することが決まった。高卒2年目から本格的にリリーフを務め、転向後の5年間で通算139セーブ。「現代野球は抑えで…
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人生を戦う同志…異業種の一流の方々との交流で磨いた感性
私事で恐縮だが、2日に「野球殿堂入り祝賀パーティー」を開いていただいた。約200人の出席者の中には歌手の松山千春さん、TUBEの前田亘輝さん、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘さん、芸能プロダクション社長…
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清原和博の表情は「微力ながら応援したい」と思わせた
今週の日曜日、清原和博(52)に会った。 大魔神こと佐々木主浩(51)や立浪和義(50)ら、球界OBが集まって行われた沖縄でのイベント。「ドリームマッチ」と称した試合の監督を仰せつかり、清原…
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東大野球部監督に就任 クールな井手ちゃんはうってつけだ
中日の元球団代表、井手峻氏(75)が母校・東大の野球部監督を務めることになった。ドラゴンズで現役時代を共にした彼とは50年以上の付き合いで、年齢は私が5学年上。気安く「井手ちゃん」と呼ばせてもらって…
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戦力差だけじゃない 巨人がソフトバンクに一蹴されたワケ
一方的になった今年の日本シリーズを見ていて複雑な気持ちになった。 セを制した巨人が、パ2位のソフトバンクに0勝4敗。チーム力に差があったのは事実だが、それだけではないと思う。頂上決戦に臨む両…
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故金田正一さん 400勝支えた負けず嫌いと特製野菜ジュース
金田正一さん(享年86)が亡くなった。 実際にはあり得ないのだが、“カネさんだけは不死身”と本気で思わせる存在感を放つ傑物だっただけに、訃報を聞いても信じられなかった。 駆け出しの頃…
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引退で指導者へ 超天才型の阿部に必要なのは反面教師の目
巨人の阿部慎之助(40)が今季限りでの引退を表明した。 私が彼のプレーを初めて間近に見たのは、実はプロ入り前の1999年にまで遡る。シドニー五輪を翌年に控え、野球の日本代表選手がそれぞれ2月…
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中日には松坂がまだまだ必要 私がGMなら迷うことなく残す
旧知の球界、メディア関係者から、中日の松坂大輔(39)について聞かれることが多くなった。 今季は2試合のみの登板に終わり、去就問題が浮上。本人は中日での現役続行を強く望んでいるそうだが、球団…
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人を育て伸ばすとは…ヤクルト村上の開花に小川監督の胆力
ヤクルトの高卒2年目野手、村上宗隆(19)が過去の「怪物」に肩を並べた。今季31本、86打点は本塁打で清原和博、打点で中西太さんに並ぶ、高卒2年目以内のプロ野球記録である。 一方で打率はセ・…
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打者のスイング軌道は変わった 投手も“低め信仰”を捨て去れ
球児が熱戦を繰り広げている甲子園で本塁打が乱れ飛んでいる。 大阪の履正社が1回戦で1試合5発の大会タイ記録をマークすれば、智弁和歌山は2回戦でこれも大会最多タイだという1イニング3本塁打。同…
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無責任で過剰な賛辞は大船渡・佐々木投手のためにならない
無責任なことを言いなさんな、という心境になる。夏の甲子園を前にしたこの時期になると、プロ注目の高校球児がスポーツマスコミを賑わせるのが常だ。やれ「20年にひとりの逸材」だ、やれ「○○2世の長距離砲」…