本で読み解くNEWSの深層
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官邸のスパイたち
今回の参院選でも暗躍したと噂される「内閣情報調査室」(内調)。その実態を描く本が続々。 ◇ 話題の内調本は数あれど、実は本書が最重要。冷戦下の1952年、アメリカの戦略拠点となることでよう…
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危うい統計
昨年末、厚労省の調査の不正が発覚。国家や社会の実態を表す基本資料が独断政権のもとで危うくなっている。 ◇ 昨年8月、同6月の毎月勤労統計調査(速報値)における名目賃金伸び率が3.6%を…
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追憶の平成バブル
平成の30年間はバブル絶頂から転落の時代。その時代の歓喜と悲惨を振り返る。 ◇ 平成元年の1989年はバブル絶頂期。自粛ムードをものともせず日経平均は年初に500円近く上げて史上最高値…
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オキナワの暑い夏
玉城デニー沖縄県知事の全国行脚「トークキャラバン」をはじめ、今年も沖縄発の暑い夏が始まる。 ◇ 70年代以来、いつのまにか沖縄に集中されてきた米軍基地。いまや国道16号周辺をふくめ、首…
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LGBTQ時代
「同性パートナーシップ」制度の発足から3年。いよいよ進み始めたLGBTQ時代。 ◇ 近ごろは大学の授業でも取り上げられるようになったLGBT。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、…
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「選挙制を疑う」D・ヴァン・レイブルック著 岡﨑晴輝ほか訳
大揉めの英議会からタレント大統領のウクライナ、中道衰退のEU議会と、世界中で選挙と民意をめぐる波乱が巻き起こっている。 いま世界中を覆っている政治現象は「民主主義疲れ症候群」だ。誰もが民主主…
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【発達障害の時代】子どもから大人まで、いまや全世代が心に悩みをかかえた“発達障害”の時代だ。
あいさつをしても返事がない。人の話にうなずきもせず、黙ったまま。同僚が片づけているのに自分はぼんやり。そして目の前の相手と目を合わさない……。それ、うちの職場の若手だよという人は多いのでは? …
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ニッポン外交の今昔
どこまでもトランプにすり寄る安倍「抱きつき外交」。ニッポン国よ、これでいいのか!? ◇ 本紙コラム「日本外交と政治の正体」でおなじみ、元外務省国際情報局長で駐イラン大使などを歴任した著…
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いまどきの大学
この4月に文科省が始めた「専門職大学・専門職短期大学制度」の実態は全国でわずか3校。いまどきの大学って何? 東大の永遠のライバルが京大こと京都大学。ノーベル賞受賞の卒業生(学部)も東大8人対…
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ポピュリズムの可能性
憎悪犯罪などをあおる危険な政治思想といわれるポピュリズム。しかし、全く違う顔があるのだ。 ◇ テリーザ・メイ英首相の前に立ちはだかる労働党党首J・コービン。白髪白ヒゲで外見から左派らし…
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ほんとは役立つ統計
厚労省の統計改ざん騒ぎ以来、統計への信頼が激しく揺らいでいる。 ◇ アメリカの大学で「刑事司法学部」の主任教授の座にあるという著者。人々が「統計リテラシー」を持つべきだという。リテラシ…
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AIと人類
AI(人工知能)は社会に幸福をもたらすのか、それとも取り返しのつかない災いか。 ◇ AIの威力は人間の手のおよばない猛スピードで機械学習を重ね、休みなく深層学習を続けてデータを集め、人間の…
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サブカルの昭和・平成史
ついに決まった新元号。これでいよいよ平成も遠くなる……。 「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインで一世を風靡した著者。もとは団塊世代の「(昭和)22年組」で、弘前大時代に学生運動で除籍。以…
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アメリカ分断
特別検察官の追及をからくも逃れたトランプ。だが、かえってアメリカの分断は深まりそうだ。 ◇ フェミニスト社会学の第一人者としてアメリカで名高い著者。人々の心の動きと社会の関わりをさぐる…
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オキナワ問題
現地と本土とで絶句するほど温度差のある沖縄基地問題。その現状を直視せよ。 米軍基地問題について、沖縄の地元紙は偏向報道だという批判が絶えない。大学でジャーナリズム論を講じる著者は「公平報道」…
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幻想と幻滅のオリンピック
いまからだってやめたほうがいいんじゃね? と誰もが思う幻滅の五輪批判。 いまや利権と商業主義まみれが歴然たるオリンピック。その実態を鋭く暴く。IOC(国際オリンピック委員会)やJOC(日本オ…
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不動産お荷物時代
バブルが去って、はや30年。人口減少のニッポンでは、いまや不動産が“お荷物”になりつつある。 新聞はときにうまい造語を送り出す。今回の「負動産」もその一例。社会面の連載で取材班が取り上げたの…
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スマホ功罪論
歩きスマホの事故や青少年のスマホ漬けの一方、スマホは大人に多大な恩恵があると主張する声もある。 ◇ ゲームソフト「脳トレ」の生みの親として一世を風靡した著者。さぞやスマホにも好意的と思…
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格差の東京
東京に存在する「格差」、それは地域格差だ。 ◇ 「閑静な住宅地」は住まい選びの絶対基準ではない、と著者。田園調布や大田区山王など有名な住宅地で、住環境よりも駅からの距離など利便性にすぐれた物…
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「平成精神史」片山杜秀著
いよいよ近づく「平成」の終わり。書店にもフィナーレを告げる本が山積みだ。 ◇ 思想史家で音楽評論家で慶大教授。いかにも当代風の著者が本書で説くのは「天皇・災害・ナショナリズム」(副題)…