芸能記者稼業 血風録
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バラエティーの一大勢力 かつてオネエ系は日陰の身だった
バラエティー界の一大勢力になったオネエ系タレント。マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブといった「女装家」まで出現してオネエ系も多様化。世間も自然に受け止めている時代だが、かつてオネエ系は日陰の身…
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結婚・離婚のキモは「実家の母」バツイチ長渕剛の時は…
結婚・離婚の周辺取材で核になるのが身内の話。最近も綾瀬はるかと韓国俳優との結婚話が騒がれると、綾瀬の広島の実家で祖母の話を紹介する週刊誌もあった。実家取材は昔から、取材の基本的な面もあった。 …
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伊勢谷友介の逮捕で思い出す 麻薬Gメンの内偵に同行したこと
俳優・伊勢谷友介容疑者が大麻所持容疑で逮捕された。薬物のなかでも「初心者用」といわれる大麻だが、伊勢谷の自宅リビングの机の引き出しに小分けにされた大麻は計20・3グラムとたばこの巻き紙500枚は約4…
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中森明菜が消えて3年 誰もが「もったいない」と口を揃えた
一時、中森明菜の個人マネジャーをしていた元六本木の黒服・E氏の話を改めて紹介する。 「恋人ではありませんよ」と否定しながらも、明菜との公私にわたる話は壮絶な一面もあった。 「仕事に夢中に…
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中森明菜がマッチ宅で自殺未遂…「金屏風前会見」の顛末
1989年7月、近藤真彦の自宅マンション浴室で手首を切る自殺未遂を起こした中森明菜。年末には異例の謝罪会見を行った。 金屏風の前に並ぶ2人。まるで婚約会見のようだったが、「これからはオープン…
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陰のある百恵、明るい聖子…そして明菜は「謎めいた不良」
山口百恵、松田聖子に続いて最強アイドルの座に就いたのが中森明菜だった。百恵と同じ「スター誕生!」出身だが、「幼い顔で暗い感じ」というのが周囲の印象で期待値はさほど高くなかった。 1982年、…
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どんなスキャンダルも「聖子だから」の一言で納得できた
1985年6月、神田正輝と式を挙げた松田聖子。テレ朝で独占中継された披露宴は35%近い高視聴率をあげた。郷ひろみとの破局もダメージどころか「女としての生き方に憧れる」と女性ファンからの支持もアップ。…
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松田聖子はメディア翻弄…郷ひろみと破局し神田正輝と婚約
70年代を代表するアイドル・山口百恵が芸能界を引退した1980年にデビューしたのが松田聖子だった。三浦友和との一途な愛を貫いた百恵は寡黙なアイドルでもあったが、聖子は好対照なアイドルとしての道を歩ん…
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故・梨元氏のスクープ キャッシーが相良直美と同性愛告白
ワイドショーが隆盛を極めていた時代。週刊誌には「ワイドショーに抜かれるな」の意識もあった。とりわけ、芸能界に忖度なしで突撃するリポーター・梨元勝氏(故人)は意識した存在だった。 1980年、…
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大物と熱愛の噂も…祇園の芸妓「佳つ乃」フィーバーの顛末
アイドル歌手から歌舞伎役者、作家らそうそうたる男性との熱愛が噂された京都祇園の芸妓・佳つ乃。ツーショットなど具体的なものはなく、熱愛話は独り歩きしたのも、佳つ乃の並外れた美貌と芸妓という仕事からだっ…
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総理大臣のお相手も…取材のハードルが高い「芸妓の世界」
1989年、75代総理大臣・宇野宗佑と神楽坂芸者のスキャンダルは、いまだに語り草になっている。 お座敷遊びに興じる宇野は芸者の3本の指を握り、「自分の愛人になってくれたらこれだけ出す」と迫っ…
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槙原敬之も…タブー打破した最大の功労者はおすぎとピーコ
先月3日に覚醒剤取締法違反の罪で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けたシンガー・ソングライターの槙原敬之(51)。初公判では注目の発言があった。 「つらいこともパートナーの彼と分かち合えてい…
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アンナの離婚計画 離婚認めない父・梅宮辰夫を動かした策
「生まれた日に離婚しようと思っていました。満1歳になったときに離婚が成立しているから、百々果(長女)はお父さんと会ったことがない」 今年2月、梅宮アンナはテレビ番組で離婚は計画的だったことを語…
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羽賀研二&梅宮アンナは平成のワイドショー最大の“貢献者”
1990年代後半、5年近くにわたり芸能メディアを騒がせたのが通称「バカップル」と呼ばれた梅宮アンナ・羽賀研二(敬称略)だった。騒がせたというより、メディアが騒いだというほうが正しいかも。 ス…
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芸能記者が野球選手の私生活を追い始めたのは江川卓が最初
今や野球選手を筆頭にスポーツ選手のスキャンダルも報じられる時代だが、最初にスポーツ選手の私生活がクローズアップされるようになったのはプロ野球。巨人黄金時代の長嶋・王選手の結婚からだった。2人のなれ初…
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山Pと亀梨のJK飲酒騒動 昔から六本木にはその手の店が…
ジャニーズの山下智久(35)と亀梨和也(34)がコロナ禍のなか、都内の飲食店で女子高校生らと朝方まで飲酒。山下はその中の子をお持ち帰りした疑惑を「文春オンライン」で報じられた。対応を迫られた事務所は…
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桜田淳子が統一教会の合同結婚式出席 実兄は「もう縁を切ったようなもの」
桜田淳子(62)が入信した「統一教会」は脱会した元信者らを中心とする反統一教会との間で訴訟問題に発展するなどしていた。 桜田自身も所属する事務所社長に200万円の壺を売っていたことが判明。社…
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当時34歳の桜田淳子を追って…“統一教会”の「合同結婚式」を直撃(1992年)
1992年8月25日ーー。韓国・ソウルオリンピックスタジアムで“統一教会(世界基督教統一神霊協会)”の「合同結婚式」が夏の暑い日差しの下で行われた。日本からは歌手の桜田淳子・新体操の山崎浩子も参加す…
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赤塚不二夫編<9>鬼籍に入る直前に縁が深い3人が次々と…
2002年、脳内出血で東京・文京区の順天堂医院に再入院した赤塚不二夫氏(2008年8月2日逝去・享年72)。結果的に最後の入院生活となったが、長きにわたる闘病生活の中では不思議な出来事があった。 …
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赤塚不二夫編<8>療養中でも「リハビリ」と称しゲイバーへ
入退院を繰り返しても常にポジティブな赤塚不二夫氏(享年72)。病気に対しても、「僕は中学しか出てないから、死ぬときは“脳中卒(卒中)”だ。がんでは死なないの!」とよく言って笑わせた。それでも年齢と共…