研ナオコの「スッピンでしゃべります」
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田邊昭知さんは宇崎竜童さんに「愚図」を頼む時、「研ナオコを男にしてやってくれ」って(笑)
私事ですが、先週デビュー53周年のコンサートを行いました。おかげさまで大成功、無事終了することができました。この場をお借りして、来てくださったお客さま、ファンの皆さま、関係者の皆さまに御礼申し上げま…
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松田聖子のすごさは「二重人格」「三重人格」なところ
昔、アイドルの子たちと一緒に番組を作っていたとき、ある雑誌の取材で、アイドルの頂点を極めるのに一番必要なことは何かって聞かれたことがあるの。 それはキレていることってアタシは答えたと思う。キ…
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坂上二郎さんは普段から舞台と同じ 自分でしゃべって自分で受けてる
「カックラキン大放送!!」の前に同じ時間枠で放送されていたのが「コント55号のなんでそうなるの?」でした。当時はコント55号とドリフターズの全盛期。その前がクレイジーキャッツ。そしてドリフターズの後か…
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たこ八郎さんの思い出 腕立て伏せの最中、両手を離して床に頭を打ちつけ「やり方、忘れちゃった」って
昭和世代と令和世代のタレントさんたちが、それぞれの時代の流行やそのころ話題のファッションや風俗(いやらしい方じゃないよ)、政治やスポーツ、芸能を話題にする番組があるでしょ。 ああいう番組を見…
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八千草薫さんは役者たちの“駆け込み寺”…おっとりとした雰囲気で諭してくれた
この連載を楽しみに待っていてくださる読者の皆さんは、やっぱりアラ還世代中心なのね。 ここで何度か取り上げている「ちょっとマイウェイ」が、その世代中心に話題になって再注目されているって話を聞い…
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パーティーで会った植木等さん 笑いながら「この人、困るんだよ」とアタシを指さした
先日、明治座で行われた梅沢富美男さんとの「アッ!とおどろく夢芝居」公演を、アタシの実の兄貴が見に来てくれたんです。 兄貴がロビーでCDと書籍「70歳、すっぴん人生」を買ってくれたの。書籍スタ…
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桃井かおりの大物ぶりにしびれちゃう! 台本は読んでこない、セリフも覚えてない
緒形拳さんの49回目を読んだライターの方がドラマ「ちょっとマイウェイ」の大ファンで、先日、アタシにインタビューに来たの。 お話を伺うと熱狂的なファン。DVDBOXを持ってきて、ああやって40…
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小椋佳さんはいじられてもニコニコ…ここだけの話、ドMだと思うわ(笑)
私事ではありますが、10月にファイナルコンサートを行います。 芸能生活53年目って中途半端なタイミングだけど、もともとそういうことにはこだわらないのがアタシの流儀。詳しくは改めてお知らせいた…
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初主演映画を撮ってくれた“職人監督”・渡辺祐介さんとの思い出
前回ご登場いただいた石井ふく子さんのことを読者の皆さんはご存じないんじゃないかって、周りの人から言われたんです。 どちらかといえば裏方ですしね。ま、興味ある読者はご自分で調べてください。今な…
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石井ふく子先生に「日焼けはダメ」と言われたのに、真っ黒に!
1970(昭和45)年の4月から始まったドラマ「ありがとう」は水前寺清子さんや石坂浩二さんが出演されたドラマの名作で、毎回とんでもない視聴率を叩き出していました。主役のおふたりが結婚するときは国民の…
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森繁久彌さんに教えていただいた「歌は語るように、セリフは歌うように」
この「スッピンでしゃべります」もなんと連載50回目を迎えることになりました! わ~、ヤンヤヤンヤパチパチパチ(大喝采!)。 これもひとえに読んでくださるゲンダイ読者の皆さまのおかげと感謝する…
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緒形拳さんは激しいツッコミやイタズラにニコニコ…車のフロントのガラスにガムテープで
1979年10月から翌年3月まで、毎週土曜日の午後9時から放送されていた「ちょっとマイウェイ」っていうドラマ覚えてる? ゲンダイの読者なら知らないはずないわよね。え!? 知らないの! じゃ、すぐにD…
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天竜源一郎さんの「いつも奥さんと子供のヒーローでありたい」という話は忘れられない
好評の昭和のアーティストシリーズですが、前回の森光子さんから急転直下、というより直下型ブレーンバスターを得意技にしていたプロレスラー、天龍源一郎さんの登場です。 森光子さんから天龍さんていう…
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森光子さんのすごい記憶力 ドラマの中身から何から何まで覚えていた
アタシが「時間ですよ」の第1シリーズに初めて出たときは、近所の不良娘の役。銭湯荒らしで、舞台になる松の湯でいつもケンカばかりしているの。 この場面がドラマの売りのひとつだった。ここの読者はゼ…
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由利徹さんとは「時間ですよ」で共演、笑わせてもらって緊張がほぐれた
アタシはいま、梅沢富美男さんと明治座の舞台に立たせていただいています。 明治座は創立150周年。それを考えるといろいろな方々が舞台を務めていらっしゃったんだなぁとつくづく思いますね。そんなわ…
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西郷輝彦さんの追っ掛けとして出待ちの経験もあります(笑)
懐かしの昭和アーティスト探訪シリーズの第5弾は、初代御三家のひとり、西郷輝彦さんです。前回から、少し時代を戻した感じでしょうか(笑)。 といってもこの3人が活躍していたのは、昭和40年前後の…
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淡谷のり子さんと歌番組で共演 派手なドレスだし、てっきり怒られるかと思ったら…
懐かしの昭和アーティスト探訪シリーズの第4弾は、戦前からご活躍していたブルースの女王、淡谷のり子さんです。しかし、このシリーズも回を追うごとに時代を遡っていますよね? こうやって振り返ってみると、伝…
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ピッカピカ! 浴衣×ノーメークでリハーサルに来た若尾文子さんの男前な素顔
懐かしの昭和のアーティスト探訪シリーズ第3弾の今回は女優編です。なんだかアタシが勝手に始めたシリーズがレギュラー化するんじゃないかって勢いなんですが。ま、それはともかく、今回は掛け値なしの大女優、若…
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故・ムッシュかまやつさんは何かに集中するとヨダレが出ちゃうみたい
懐かしの昭和アーティスト探訪シリーズ第2弾はって、そんなシリーズ、いつからできた!? ま、アタシが勝手に言っているだけですけどね。そんなわけで今回はムッシュかまやつさんの巻。どうです? 完全無欠の昭…
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「ひばりさ~ん」って気軽に挨拶に行ける芸能人が心底、羨ましかった
幼い頃から歌を歌うことが大好きでした。あれは、アタシがまだ4歳か5歳の頃、村のお祭りでひばりさんの曲を歌って、周りの大人たちから大喝采を受けたことがあるんです。 きっと物心ついた頃から、ひば…