石井ふく子先生に「日焼けはダメ」と言われたのに、真っ黒に!
1970(昭和45)年の4月から始まったドラマ「ありがとう」は水前寺清子さんや石坂浩二さんが出演されたドラマの名作で、毎回とんでもない視聴率を叩き出していました。主役のおふたりが結婚するときは国民の2人に1人は見ていたといわれてるくらい。いや、大げさじゃなくてホントなんだから。
意外と知られてないけど、アタシはこのドラマに出ていたんです。といっても第4シリーズだったから、内容や出演者も大幅に刷新されたもの。パン屋さんの娘の役でした。このとき初めてプロデューサーの石井ふく子先生にお会いしたの。仕事でハワイに行くことができたのも、このドラマが初めてでした。
ドラマに夢の中のシーンがあって、船に乗ったりして遊んでるのね。石井ふく子先生に、「あくまでも夢の中のシーンなんだから日焼けしたらダメよ」って言われていたんです。「わかりました~」って、みんなで沖に出るシーンの前に、ちゃんと日焼け止めクリームを塗ってね。
■いざ沖に出たらはしゃいじゃって