由利徹さんとは「時間ですよ」で共演、笑わせてもらって緊張がほぐれた
由利徹の巻
アタシはいま、梅沢富美男さんと明治座の舞台に立たせていただいています。
明治座は創立150周年。それを考えるといろいろな方々が舞台を務めていらっしゃったんだなぁとつくづく思いますね。そんなわけでって、どんなわけなんだよって感じですけど、今回の懐かしの昭和のアーティストシリーズは役者編でまいります。
この方も明治座の舞台に立たれたことがおありでしょう。ご存じ、由利徹さんのご登場です。ヤンヤヤンヤって感じでしょ。由利さんは昭和を代表する喜劇役者さん。「オシャ、マンベ」ってギャグで一世を風靡しました。もちろんそれだけではないですよ。アタシがまだ子供の頃からの喜劇役者さんで、大変な人気だった。
それはさておき、由利徹さんとアタシの関わりなんですが、じつは親子だったんです。そんなわけないだろ!って、ドラマ上での話。あの「時間ですよ」シリーズでアタシと由利さんは親子の役で出ていたのね。
このドラマの話になると出演されている俳優さんたちも「昭和」だけど、ドラマの設定も完全無欠の「昭和」。だって、舞台は銭湯なんですから。なんでも、最近はまた銭湯ブームみたいで、若い人たちが古くなった銭湯の再建に頑張っているらしいじゃない。いいことだわよ。あ、ゴメン横道にそれたね。アタシの悪い癖。