ズバリ解決 名医のお悩み相談室
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口内炎が舌や唇にできるのはどうしてか 種類別の対処法は?
口内炎は、白く丸い水疱状のもの、粘膜がはがれて荒れているものなどさまざまな症状があります。患部の位置によって、歯茎にできた口内炎なら「歯肉炎」、舌なら「舌炎」、唇や口角にできると「口唇炎」と分けて呼…
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汗っかきと多汗症の違いはどこにあるのか 受診の目安は?
日常生活や仕事に支障をきたすほど汗をかく疾患は「多汗症」と呼ばれます。人間の体にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2つの汗腺があり、そこから汗が出るのですが、多汗症に関連するのは主にエクリン汗腺で口唇…
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立ち上がるとめまいが…どのくらいの頻度で病院に行くべき?
「めまい」の背後には多様な疾患の可能性が隠れています。一般的なのは、座ったり寝ている状態から立ち上がった時に、血圧が急に下がり、めまいを起こす「起立性低血圧」でしょう。 テレワークが普及し、一…
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気がついたら体にあざが…病気が隠れているのでしょうか?
ぶつけた覚えがないのに青あざができていたという現象は多くの方に見られることで、基本的には心配することはありません。 あざは、色素細胞の異常増殖による皮膚の変色によるもので、原因はさまざまです…
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へそのゴマの正体は?掃除して取ってもいいのでしょうか
お腹の真ん中にあるへそは、臍帯(=へその緒)が取れた痕です。へその緒は、胎児が母親から栄養や酸素を供給してもらうための血管で、出産と同時に役割を失います。へその緒が切られるとその部分は穴が開いた状態…
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寝過ぎて頭が痛くなるのはなぜでしょうか…解消法はある?
寝過ぎた後、頭痛がする原因には2つのパターンが考えられます。起床時の血管の伸び縮みが原因になる「片頭痛」と、寝るときの姿勢が悪かったために起きる「緊張型頭痛」です。 片頭痛は、脳の血管が拡張…
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お酒で酔いやすくなった…病気が隠れている可能性はある?
「最近、お酒が飲めなくなった」「すぐに酔ってしまう」「お酒がまずくなった」「翌日に残りやすい」などと感じるようになった人もいるでしょう。加齢に伴って体の機能は徐々に衰えていきます。それはアルコールを分…
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やたらと喉が渇く…何かの病気のサインでしょうか?
すぐに喉が渇く症状が顕著になった場合、考えられる疾患はいくつかあります。糖尿病、バセドー病をはじめとした甲状腺機能亢進症、慢性腎不全、副甲状腺機能亢進症による高カルシウム血症などの電解質異常症、尿崩…
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ウオノメに市販薬は効く?皮膚科ではどんな治療をするのか
皮膚の一部に圧迫や摩擦といった物理的な刺激が繰り返し加わることによって、皮膚の角質が肥厚(はれて厚くなる)します。 このとき、角質の肥厚と同時に患部の中心に芯ができるのが「ウオノメ」(正式名…
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ウオノメはなぜできるのか 正しいセルフケアと治療法は?
ウオノメは、正式名称「鶏眼」(けいがん)と呼ばれるもので、圧迫や摩擦といった物理的な刺激が慢性的に加わることで、皮膚の表面にできてしまう硬いしこりです。 似たようなものでタコ(正式名称「胼胝…
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視界に糸くずのようなゴミが見える…放っておいてもいい?
視界の中に黒い点やゴミ、虫のようなものが飛んでいるように見えるのは「飛蚊症」による症状です。 眼球内の空間には透明なゼリー状のものが詰まっていて、硝子体と呼ばれます。大半は水分でできていて、…
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口内炎ができやすい…原因はなに?対処法はありますか?
口内炎とは、口内の粘膜が炎症を起こすことで、その要因として「局所的」または「全身的」なものがあります。 局所的とは口腔内の問題で、たとえば歯並びが悪いと、食事のときに口内の粘膜を巻き込んで噛…
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子供の斜視の手術は難しいものなのでしょうか?費用は?
子供の斜視には、生後6カ月以内に発症する先天性の斜視(乳児性内斜視)と6カ月以降から3歳ごろまでに発症する後天性の斜視(多くは遠視が原因の調節性内斜視)があります。 乳児性であれば多くの場合…
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子供の眼の位置がずれていて…斜視は手術すべきでしょうか
斜視には生後6カ月以内に発症する先天性の斜視(先天性内斜視)と6カ月以降から3歳ごろまでに発症する後天性の斜視(調節性内斜視)があります。 先天性の場合、遺伝や筋肉の異常、脳腫瘍といった病気…
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体質か遺伝か…年を取るとシミやイボが増えるのはなぜ?
シミやイボが、なぜできるのか、その正確なメカニズムはすべては解明されていません。 体質によってできやすい人がいるのは確かですが、遺伝だけが原因ではありません。年をとると体のあちこちに不調が出…
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就寝中の夜中に足がつるのはどうしてなのか…予防法はある?
就寝中に足がつって目が覚める、いわゆる「こむらがえり」は、50代をすぎたあたりから加齢とともに頻度が増して起こります。 こむらがえりとは、ふくらはぎの筋肉の繊維が収縮し、けいれんを起こすこと…
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正しい耳あか掃除の方法 自分ではやらない方がいいのか?
患者さんと耳あかの掃除話をすると、面白いくらい週1回以上こまめにやるタイプと、数年間は放置する無頓着なタイプに分かれます。 結論からいうと、耳あかの掃除は自分ではやらない方がいい。耳を傷つけ…
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熱が出た…お風呂には入らない方がいいのでしょうか?
風邪やインフルエンザで発熱して、汗をかいたら入浴してもいいのか――。迷う方は多いでしょう。実際、病院で診察時に「今日は湯船に入らないでください」と指導されたことがある人もいると思います。しかし、これ…
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白髪は抜かない方がいいというウワサは本当でしょうか?
白髪を抜いたら同じ毛穴からは髪の毛が生えてこない――そんなウワサは本当ではありません。以前と同じく白髪として生えてきます。 それでも、抜くのはおすすめできません。毛根を傷つけて頭皮に炎症を起…
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ほくろが年々大きくなって…がんにならないでしょうか?
ほくろ(色素細胞母斑)が大きくなると皮膚がんなのではないかと不安になる方がいます。基本的には生まれつきある“先天性のほくろ”には注意が必要ですが、成長していく過程で母斑細胞が増殖してできる“後天性の…