ウオノメに市販薬は効く?皮膚科ではどんな治療をするのか

公開日: 更新日:

 皮膚の一部に圧迫や摩擦といった物理的な刺激が繰り返し加わることによって、皮膚の角質が肥厚(はれて厚くなる)します。

 このとき、角質の肥厚と同時に患部の中心に芯ができるのが「ウオノメ」(正式名称「鶏眼」)、角質の肥厚が盛り上がるのが「タコ」(正式名称「胼胝」)と呼ばれます。

 痛みが強くなければ市販薬でセルフケアも可能です。ただし、ウオノメをカッターやカミソリなどの刃物を使って削るのはおすすめしません。

 自分で処置すれば出血することがありますし、刃物をきちんと滅菌ができていないとバイ菌が入るからです。市販薬なら「スピール膏」「ウオノメコロリ絆創膏」などは効果がありますね。

 角質軟化作用の「サリチル酸」が含まれたパッドで、硬く厚くなった皮膚をやわらかくして除去します。痛みがそれほど強くなければ、まずはパッチを貼って1週間ほど様子をみてください。

 受診に来られる患者さんは、痛みが強くて歩けなかったり、足裏にいくつもできたり、何度も再発しています。ウオノメだった場合の治療法は肥厚した角質を医療用の器具で削ります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動