気になる新刊
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「人間ドックの9割は間違い」牧田善二著
毎年、人間ドックを欠かさないという人は多いだろう。しかし一方で、日本人の多くががんで死亡しているのはなぜなのか。糖尿病専門医である著者は、「人間ドックのほとんどの検査には意味がないためだ」と一刀両断…
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「認知症と生きるということ」岩田誠著
脳神経学研究の第一人者である著者は、認知症は症状が起きてしまったら治る病気ではないため、いかに受け入れるかが大切だと説いている。実は認知症の症状は、周囲が否定したり正そうとさえしなければ、多くの場合…
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「沖縄ハーブ健康法」安田未知子著
沖縄で老人介護施設を運営する著者は、83歳という高齢ながら髪は黒々として白髪なし。1日の睡眠は3時間で、ボランティア活動なども精力的に行っている。しかし、30~50代の間はリウマチやがんのほか、さま…
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「血圧を測るだけ!!で長生きする38の理由」渡辺尚彦著
東京女子医大東医療センター内科准教授の著者は、87年8月から現在まで連続携帯血圧計を装着し、ずっと24時間血圧を測定し続けている。そんな“血圧の専門家”が、血圧を測ることの重要性と効果を解説する。 …
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「リセットするヨガ」長島千比呂著
精神保健福祉士の資格を持ち、精神科病院で患者の相談援助職に就いていた経験を持つ著者が、心と体の疲労をリセットするためのヨガ実践法を伝授。 ストレスによる心身のこわばりを緩めるには、体、呼吸、…
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「大人のアスペルガーがわかる」梅永雄二著
脳の器質的な障害が原因で起こるアスペルガー障害。“空気が読めない”“常識はずれ”など、かつては性格に問題ありと思われていた人が、実はこのアスペルガー障害を抱えている可能性があることが分かってきた。 …
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「病気にならない『白湯』健康法」蓮村誠著
免疫力を高め、ダイエット効果もあるという“最強の飲み物”白湯のパワーを紹介する本書。1日3杯以上飲むだけで病気を寄せつけない体が手に入るのは、白湯に胃腸を温めて消化力を高め、自律神経やホルモンバラン…
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「本当の医療崩壊はこれからやってくる!」本田宏著
少しも減らない救急患者のたらい回しと受け入れ拒否。「このままでは世界がうらやむ国民皆保険制度が崩壊する」との危機感から現役医師が書き下ろした一冊。 世間ではいずれ「歯科医のように医師が余る」…
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「病は心で治す」リサ・ランキン著、古草秀子訳
酒やたばこをやっていても長寿の人がいる一方、生活習慣に気を配っているのに病気になる人がいる。なぜなのか? そんな疑問に対するヒントが隠された本書では、現役の医師が“心の在り方”が健康に与える影響につ…
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「快眠力」成井浩司著
質のよい睡眠は健康に不可欠といわれる。実際、よい睡眠が取れていないと体にはさまざまな悪影響が表れる。 体内時計に働きかけて眠りをもたらすのは脳の松果体から分泌されるメラトニンというホルモンで…
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「私は15キロ痩せるのも太るのも簡単だ!クワバラ式体重管理メソッド」桑原弘樹著
著者は江崎グリコでスポーツサプリメント事業を立ち上げた人物で、現在はトップアスリートたちの体重管理指導も行っている。自身の体でも肉体改造を実践しており、1年間で体重を20~30キロも落としたことがあ…
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「『カロリーゼロ』はかえって太る!」大西睦子著
ハーバード大で肥満に関する研究に従事し、2度にわたって学部長賞を受賞した著者が、低糖質ビールを中心にその弊害を明らかにしていく。 カロリーゼロを売りにした発泡酒などには、人工甘味料のアセスル…
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「その症状、もしかして薬のせい?」長尾和宏著
39兆円にも膨れ上がった日本の国民総医療費のうち、5分の1を占めているのが薬の費用。すべての薬が患者の役に立っているならいいが、必要ない薬や、逆に体調を悪くするような薬を服用させられているケースもあ…
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「口の中をみれば寿命がわかる」波多野尚樹著
アメリカで、寿命を左右する要因として生活習慣と並んで重要といわれるのが「口腔内細菌」だ。 特に歯周病菌の研究が進んでいて、その悪影響は歯だけにとどまらず、心疾患、細菌性肺炎、高脂血症などの原…
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「カラダが変わる!姿勢の科学」石井直方著
猫背などの悪い姿勢は、肩こり、腰痛、冷え性、メタボなど、全身にさまざまな悪影響を及ぼすといわれる。ならば、良い姿勢とはどのようなものなのか。 第1条件は、背骨、骨盤、大腿骨と続く骨格及び関節…
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「『健康食』はウソだらけ」三好基晴著
特定の食べ物や成分を強調して健康をうたう情報番組は多いが、そこにはさまざまな“トリック”があり、実際の健康効果は期待できない場合が多いという。 例えば、血液がサラサラになるという納豆。ある学…
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「しつこい痛みは『日記』で治る」笠原諭著
肩、腰、首などに痛みがあるのに原因となる病態が見つからない場合、その痛みはストレスが生み出している可能性が高い。ストレスが過剰になると、脳の扁桃体に誤作動が起こり、過去に感じた痛みのシグナルを増幅さ…
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「医者いらずの老い方」 石川恭三著
心臓病学の権威であり、医者人生50年の著者が教える“良い老い方”のヒント集。 例えば、何事も良いことに軸足を置き、楽観的に考えるクセをつけること。年を取り、目は白内障もなくよく見えるが、耳が…
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「夫婦で楽しむ、ファスティング入門」 山田豊文、船瀬俊介著
近年、話題の健康法として注目されている「ファスティング(少食・断食)」。短期間でカロリーを大幅に制限することで体内の長寿遺伝子がオンになり、老化を防ぐほか、疲れにくくなったり頭が冴えて仕事がはかどる…
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「学術的に『正しい』若い体のつくり方」谷本道哉著
年齢にかかわらず老けずに若々しく働きたいと願う中高年にオススメの一冊。著者は「スロートレーニング」などでテレビ・雑誌に引っ張りだこの、近畿大学生物理工学部人間工学科の准教授。今日から始められる筋トレ…