気になる新刊
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「からだの声、聞いてる?」滝村桂子著
薬剤師であり、日本メンタルヘルス協会認定公認心理カウンセラーでもある著者。約18万件のカウンセリングをした経験から、“体に同じ症状を持つ人には同じ悩みがある”ということに気づき、不調の根本を改善する…
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「その痛みやモヤモヤは『気象病』が原因だった」渡邊章範著
「雨の日は古傷が痛む」という話は昔からあるが、これは気のせいではなく「気象病」によるものだということが、近年明らかになってきた。気象病には、関節痛や耳鳴りなどのほか、不整脈、高血圧、脳卒中など深刻なも…
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「漢方薬でがん治療はもっと楽になる」星野惠津夫監修
西洋医学中心のがん治療に漢方がいかに有効か。がん治療と漢方を併用し、目覚ましい実績を挙げているがん研有明病院の医師が監修を務めている。 放射線、抗がん剤などで起こる副作用を軽減することで気力…
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「できる男は超少食」船瀬俊介著
タモリ(70歳)、ビートたけし(68歳)、水谷豊(63歳)、ジャパネットたかたの高田明元社長(66歳)……。彼らに共通しているのが「1日1食」という食生活だ。精力的に仕事をする男なら、食事も精のつく…
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「40歳過ぎたら、『1日2食』にしなさい」藤城博著
健康のためには1日3食しっかりと食べることが大切といわれるが、消費エネルギーの少ない現代人には当てはまらないと本書。少なくとも40歳を過ぎたら、1日2食で十分だという。 40歳というのは、人…
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「『空腹』が人を健康にする」南雲吉則著
空腹でお腹が鳴っているとき、「体の中ではうれしい反応が起きている」と著者は言う。それは若返り遺伝子とも呼ばれる長寿遺伝子の活性だ。 この遺伝子は、体が飢餓状態になると何とか生命を維持しようと…
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「だいじょうぶ!依存症」高部知子著
依存症について分かりやすく解説する本書。著者は大ヒットドラマ「積木くずし」などで活躍し、現在では精神保健福祉士として活動する高部知子氏だ。 依存症には、アルコールや薬物をはじめ、ギャンブル、…
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「大人のADHD」岩波明著
子供の病気と考えられてきたADHD(注意欠如多動性障害)だが、近年そのメカニズムなどの研究が進み、成人してからADHDと診断される人が増えてきた。 かつては脳の器質的な障害であると考えられて…
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「ゆるめる力 骨ストレッチ」松村卓著
実業団の陸上短距離走者の経歴を持つ著者。ケガが多かった現役時代のトレーニングを見直し、古武術等を学んでたどりついたのが、骨を動かすストレッチだ。 従来のストレッチは体の一部にしか作用せず、体…
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「空腹はなぜいいか?」石原結實著
糖尿病や高脂血症、高血圧、そしてがんに至るまで、現代人を悩ませる疾患の多くは食べ過ぎによる栄養過剰が原因のひとつとなっていると本書。空腹状態を維持し、必要以上に食べないことがいかに大切かを解説してい…
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「ボケる、ボケないは『腸』と『水』で決まる」藤田紘一郎著
ボケ予防といえば脳トレが有名だが、脳と腸の関係を研究し続けてきた著者は、まず腸の健康を整えることと、良質の水を飲むことこそが脳の機能維持の近道であると説く。 動物性脂肪やタンパク質を過剰摂取…
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「実は、カラダに良くない健康法」熊谷修、山本祐二監修
世の中にはさまざまな健康法があふれ、話題になるが、果たして本当なのか? 誰しも感じる44の疑問に老化・アンチエイジングと医療の専門家が○×△で答えた一冊。 興味深いのは空腹になると長寿遺伝子…
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「100歳まで健康に生きるための111の話」白澤卓二著
アンチエイジング学の第一人者が、健康長寿で人生をまっとうするための111の方法を伝授。 血管を強く保つためには、脂肪細胞を小さく保つことが重要だ。毎日の適度な運動によって脂肪細胞を小さく保つと、…
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「お医者さまが教える一生太らない食べ方」レタスクラブムック
カロリー制限で油もカットし、間食も我慢……。こうしたダイエット法はつらくて続かないばかりでなく、痩せることもないと、本書は一刀両断。医師や栄養士など健康な体づくりのエキスパートたちが、正しく、そして…
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「ズルい健康法」平松類、おかのきんや著
好きなように飲み食いしながら、健康でいられる方法はないものか……。そんなワガママをかなえる“抜け道”のような健康法を紹介する本書。 高血圧予防のためには塩分を控えることが何よりも大切だが、ラ…
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「見た目は腸が決める」松生恒夫著
同じ年齢でも顔の見た目が若々しい人もいれば、老けている人もいる。 この違いに大きな影響を与えるのが皮膚の状態であり、これを左右するのが腸の健康であると本書。 便秘になると腸内細菌叢の…
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「『糖質制限』は危険!」石原結實著
簡単にダイエットができると人気の糖質制限。しかし、長寿食の研究を続けてきた医師である著者は、糖質を著しく減らす食事法は非常に危険であると警鐘を鳴らす。 糖質制限では必然的にタンパク質の摂取量…
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「50歳からの 驚異の熟眠法」藤本憲幸著
若い頃は何時間でも熟睡できたという人でも、年を取ると眠りが短く、浅くなってくるもの。これは、眠りを誘発するホルモンであるメラトニンの分泌量が低下するためだ。しかし、生活習慣のちょっとした工夫で、若い…
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「間違いだらけの糖尿病食」堺研二著
糖尿病治療で一般的に行われている食事療法は、総カロリーを制限する方法。脂肪分を減らして味気ないものになる一方、炭水化物はしっかりと含まれている。 3大栄養素の中で唯一血糖値を上げるのは炭水化…
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「心の病、初めが肝心」水野雅文著
日本における精神疾患の生涯有病率はおよそ25%。つまり4人に1人が人生で1度は心の病にかかる計算になる。本書では、抗うつ薬が必要な本格的な病になる前に、早期に症状を改善するためのマニュアルを紹介。 …