気になる新刊
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「なぜ、『おなかをすかせる』と病気にならないのか?」石原結實著
健康のためには朝食をしっかりと食べるのがよい――。西洋医学や栄養学では、こうした考え方が一般的だ。しかし、ライフスタイルが多様化した現代、夕食の時間が遅くて朝になっても胃腸に食物が残っていたり、睡眠…
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「脳が突然冴えだす『瞬間』仮眠」坪田聡著
NASAでは宇宙飛行士の睡眠に関する研究も行われており、26分間の昼寝をするだけで彼らの能力が34%も向上することが分かったという。欧米のビジネス界でも仮眠を取る「パワーナップ」が注目されているが、…
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「100歳まで生きる腸の強化書」水上健著
便秘は若い女性特有の悩みと思われがちだが、近頃は50代以降の男性にも増えている。すぐに命に関わるわけではないものの、腸の健康は全身の免疫に影響を及ぼし、さまざまな体調不良を招く恐れもある。 …
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「『腸内酵素力』で、ボケもがんも寄りつかない」高畑宗明著
学生時代に「腸の良しあしが人間の幸不幸に影響する」と学んだという著者は微生物遺伝子化学専攻の農学博士で腸内細菌の権威。日本人に増加している大腸がんやアレルギー、アトピー、肥満、動脈硬化は腸内環境の悪…
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「一生元気でいたければ足指を広げなさい」湯浅慶朗著
一日中、革靴を履いているビジネスマンやヒールの高いパンプスを履いている女性は、足の指が常に締め付けられ、指と指の間を開く機会がほとんどないはずだ。 足の指が縮こまった状態が続いていると、体全…
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「快眠したければ『首』を緩めなさい」小林弘幸著
近頃どうも眠れないという人は、首のコリに原因があるかもしれない。現代人はパソコンやスマホの使用で、長時間首を前傾させた姿勢を取りがちだ。すると、頚椎の1番目と2番目につながっている「肩甲挙筋」に疲労…
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「たった100円!体をほぐし、コリや痛みが消える!」福辻鋭記著
ストレスを受けて凝り固まった筋肉をほぐすには、軽い運動や入浴なども有効だが、本書が勧めるのはマッサージ。しかも「100円ショップ」の健康グッズを利用する方法だ。 例えば、ダイソーの「ネックす…
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「食べる量が少ないのに太るのはなぜか」香川靖雄著
ドカ食いはしていないのに太ってしまう。そんな人は「食べる量」ではなく、「食べる時間」に問題があると人体栄養学の専門家である著者は言う。 まず、ダイエットのつもりで朝食を抜いている人は、心臓や…
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「4週間でぐっすり眠れる本」岡島義著
睡眠障害の専門医である著者が、不眠を解消するために開発された認知行動療法について分かりやすく解説。「寝床に入ると目が冴える」といった睡眠に関わる緊張感を修正しながら、「寝不足のため休日は何もやる気が…
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「長引く痛みの原因は、血管が9割」奥野祐次著
肩や腰、膝などに長引く痛みを抱え、治療効果もないという中高年は多い。本書ではこれらの痛みに対し、ある原因を提示している。それは、“モヤモヤ血管”だ。 放射線科医である著者が造影剤を用いてカテ…
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「こんなにすごい!ココナッツオイル」キャシー中島、江田証著
ハリウッドセレブの間で大流行したことで、日本でも火がついたココナツオイル。「老けない、太らない、健康にいい」といわれ、スーパーの棚からココナツオイルが売り切れるケースも相次いでいる。 本書で…
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「スマホで視力回復!眼のストレッチ」宮尾克監修
眼精疲労や視力低下の大きな原因となるのが、ピント調節機能の衰えだ。スマホやパソコンなど近い距離にあるものを見続けているとき、目の中ではピント調節を行う水晶体を厚くするために、毛様体筋という筋肉が常に…
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「体の不調は『首こり』から治す、が正しい」三井弘著
スマホやパソコンの使用で、首を常に前傾させた姿勢でいることが多い現代人。これによって生じている問題が“首こり”だ。 首には、神経の束である脊髄や、大切なホルモンを分泌する甲状腺、そして血管や…
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「薬で治るというウソ」名郷直樹著
病気は薬で治すという“常識”に“待った”をかけたのは本紙で「医療数字のカラクリ」を連載中の著者。「根拠に基づく医療」を提唱、実践してきただけに、目からウロコの話が多い。 例えば、中耳炎は、発…
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「うつが治る食べ方、考え方、すごし方」廣瀬久益著
厚生労働省によれば、うつ病を含む気分障害の患者数は100万人超。この15年ほどで倍以上になっている。 そして、休職が必要とされた人のうち、8割もの人が治療困難や再発によって職場復帰を果たせな…
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「元気で長生きしたけりゃ頭をもみなさい」松永みち子著
鍼灸師でありボディーメークセラピストである著者が勧めるのは、体を芯から活性化させる“頭もみ”。 東洋医学では、頭部には生体エネルギーの流れである経絡やツボが集中していると考えられている。また…
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「こんな僕でもやせました」桑山哲也、藤田朋子著
女優・藤田朋子の夫でミュージシャンの桑山哲也氏は、20歳のときに北海道から上京して以降、暴飲暴食が続き、72キロだった体重が41歳で何と95キロまで増加。妻と2人で出演した健康番組で、腎臓結石に加え…
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「寝たきりにならず、自宅で『平穏死』」長尾和宏著
介護保険ができてから15年。要介護認定者の数は2.5倍にも増えている。本書では、在宅療養支援診療所を開設している著者が、“寿命”ではなく、“健康寿命”を延ばすための生活習慣を伝授している。 …
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「『腸内細菌』が寿命を決める!」辨野義己著
40年以上にわたり、およそ8000人の便を採取し腸内細菌の研究と解析を行ってきた“うんち博士”が、腸内細菌の秘密を明らかにする。 食物繊維は腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えることが知られ…
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「からだの異常はなぜ左に現れるのか」花山水清著
「モルフォセラピー」という体の歪みを正す施術を開発した著者だが、もとは美術家。人体のデッサンを通じて「アシンメトリー理論」という人体の左右差を発見し、解剖学や生化学を学びながらその原因と解消法を追求し…