低く伸びる遠投披露 日ハム吉田の「下半身」に周囲も絶賛

公開日: 更新日:

「下半身の使い方が上手だ」

 日本ハム1位の吉田輝星(金足農)が早くも、チーム内で高評価を得ている。

 新人合同自主トレ第3クール初日(16日)、ランニング、キャッチボールをこなした後、外野ノックで遠投に取り組んだ。18日にはプロ初のブルペン入りで立ち投げを行う予定で、本人が「久しぶりに力を入れて投げた」というボールは、ノッカーをめがけて低い弾道でグングン伸びた。

 バネのようなしなやかさがあり、投げ終えた後も体がブレない。昨夏の甲子園で見せた、下から浮き上がるようにホップするストレートをほうふつさせた。

 この日、新人の練習をチェックした山田スカウト顧問は、高校時代から見続けてきたその長所について、こう言った。

「もともと下半身の使い方が素晴らしい。最近は上体に頼った投げ方をする投手が少なくない中で、昔の投手のように、下半身主導で腕が遅れて出てくる。球持ちの良さにもつながる。内転筋の使い方に柔らかさがあり、うまく使えるので制球が安定する。持って生まれたものでもあり、誰しもなかなかできないことです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末