山本由伸、千賀滉大のタイトル争いに立ちはだかる審判、他球団のやっかみと揺さぶり
ドジャース・山本由伸(26)が日本時間27日、敵地オハイオ州クリーブランドでのガーディアンズ戦に6勝目(3敗)をかけて登板。シルバースラッガー賞の常連であるホセ・ラミレス内野手ら好打者が揃う相手に6回を3安打2失点で6勝目を挙げた。
佐々木朗希(23)ら投手陣が故障により相次いで戦列を離れる中、唯一、ローテを守り、防御率1.97。前日のドジャース戦で5勝目を挙げたメッツ・千賀滉大(32)の1.46に次いでナ・リーグ2位と日本人が防御率のタイトル争いをリードしている。
山本、千賀の2人はオールスター選出はもちろん、早くもナ・リーグのサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられているが、今後は揃ってアノ手コノ手で揺さぶりをかけられそうだ。
今季、ナ・リーグトップタイの18本塁打の大谷翔平(30)、同1位の49打点のカブス・鈴木誠也(30)に加え、ア・リーグでは菅野智之(35=4勝3敗、防御率3.07)ら日本人選手の活躍が目立っている。が、メジャーの中には、日本人同士がタイトルを争う現状を苦々しく感じている連中は少なくないという。