日ハム吉田輝星が初告白 プロ入り決断へ揺れた胸中と決断
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星(金足農)が、日刊ゲンダイの単独取材に応じた。昨夏、地方大会を勝ち抜き、甲子園では準優勝。「金足農旋風」を巻き起こした。大学進学が既定路線だったが、U18、国体を経てプロ入りを決断した。6日に鎌ケ谷の勇翔寮へ入寮、「すごく楽しみ。野球を第一に考えてやりたい」と意気込んだ吉田のインタビュー。前編ではプロ入りへの意欲と野心に迫った。
■「横浜倒し大きな自信に」
――10月の国体後にプロ入りを表明した。
「大学進学が決まった時点で、コーチに『投手である自分がそこで満足してしまうと、地方大会に影響してしまう。これで安心しないで、もっと上を目指せ』と言われました。自分なりに考えたのは、プロ野球選手になれるくらいの実力を身につけようと。甲子園はすごく成長できる場所と聞いていたので、そのイメージを持っていたんですけど、自分たちが勝ち上がって力が通用したことが、決め手になったのかなと思います」
――県大会を勝ち上がった時点で、プロ入りのイメージは持っていた?