語り部の経営者たち
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シニアジョブ 中島康恵社長(4)重要なのはマッチングのスピードと履歴書の書き方
シニアの求職支援を始める前に巣鴨や三軒茶屋で直接シニアの声を聞くというアナログ手法を取ったのは、ニーズを探るのが目的ではあったが、シニアはデジタルに弱いという先入観もあった。 しかし、実際に…
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シニアジョブ 中島康恵社長(3)シニアの声を聞くことから始める
税理士向けクラウドソフトの開発、販売で起業したものの、まったく売れない。 創業メンバー3人のうち、立教大生2人は半年で脱落、東大生も2年半後には去っていった。 「特に、東大生とは一心同…
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シニアジョブ 中島康恵社長(2)税理士向けクラウドソフトの開発、販売で起業
シニアジョブはシニアの転職支援をする人材会社だ。 同社を率いる中島は少年時代、Jリーガーになる夢を抱いていた。小6~中3の間、柏レイソルユース、強豪の水戸商業高校を経て、サッカー推薦で国士舘…
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シニアジョブ 中島康恵社長(1)働く場がないシニアをひとりでも減らすために
シニアジョブは、50歳以上のシニアに特化した人材紹介・人材派遣サービスを提供する会社である。 「定年後は悠々自適」という言葉が必ずしも当てはまらなくなってきた昨今、仕事を求めるシニアは年々増え…
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壽屋 清水一行社長(8)ルーカスフィルムに「これが我々の考えるダース・ベイダー」と主張
「これはコトブキヤにしかできない」とお客を喜ばせ、驚かせることを目指す壽屋の製品。例えばプラモデルでは、加工が難しくなるにもかかわらず、とがっているパーツは、指に刺さりそうなほどとがらせる。「そのため…
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壽屋 清水一行社長(7)エヴァンゲリオン特需にあやかることができたワケ
人気アニメや映画のライセンス商品は壽屋を支える大きな柱のひとつだ。本連載5回目で、ガンダムのガレージキットをライセンス商品として製作したことが、同社が模型メーカーとして知名度を上げるきっかけとなった…
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壽屋 清水一行社長(6)手作業が苦手な米国人のため完成フィギュアの量産を決断
多彩なアニメや映画キャラクターのライセンス商品を作ることで、模型メーカーとして知られていった壽屋。1990年代からは、アメリカへの進出を果たすことになる。 コトブキヤブランドのガレージキット…
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壽屋 清水一行社長(5)「機動戦士Zガンダム」のライセンスが認められて収益の柱に
人気のある映画やアニメのライセンス商品は、壽屋のビジネスの柱のひとつだ。模型メーカーとして地歩を築く第一歩も、みんなが知っているあのロボットアニメのライセンス商品が認められたことだった。 き…
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壽屋 清水一行社長(4)少量生産のガレージキットを模型店に売り込みに
海外にもその名を轟かすホビーメーカーの壽屋。同社がまだ模型専門店だった1984年、後に社長を継ぐ清水一行氏は、壽屋の仕事をする傍ら、「ホビーショップコトブキヤ」という屋号で個人事業を始めた。 …
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壽屋 清水一行社長(3)立地の悪さに苦戦もプラモデルに光明を見出す
鬼滅の刃やスター・ウォーズのキャラクターのフィギュアをはじめ、多彩なホビーグッズの企画・販売を展開する壽屋。大学に行かずアルバイト生活をしていた社長の清水一行氏は、25歳で結婚したことを機に、壽屋に…
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壽屋 清水一行社長(2)英語力を磨くために通った語学学校で妻と出会う
アニメや映画キャラクターの精緻なフィギュアやプラモデルで知られる壽屋。街場の玩具店を一大ホビー企業に成長させた社長の清水一行氏は、法政大学をわずか1日で辞めてアルバイト生活に入った。21歳の時にはア…
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壽屋 清水一行社長(1)鬼滅の刃、エヴァ…緻密な模型で海外に名を轟かす
鬼滅の刃、スター・ウォーズ、エヴァンゲリオンなどに登場するキャラクターの緻密なフィギュアやプラモデルで定評のある壽屋。その名は国内のみならず、海外のマニアにまで轟いている。東京都立川市の小さな玩具店…
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グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(4)貧しくて車が買えない世界17億人のために
グローバルモビリティサービス(GMS)は、自動車に特殊なデバイスを搭載することで、自動車ローンに通らない人への与信補強を可能にするフィンテック事業を運営している会社だ。潜在的ニーズは全世界に17億人…
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グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(3)敗軍の将として移り住んだ今治で再起を誓った
自動車に特殊なデバイスを搭載することで、自動車ローンに通らない人への与信補強を可能にするフィンテック事業を運営している「グローバルモビリティサービス」(GMS)。フィリピンなど東南アジアの新興国を皮…
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グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(2)自動車パーツを経てEV事業に参入
自動車に特殊なデバイスを搭載することで、自動車ローンに通らない人への与信補強を可能にするフィンテック事業を運営しているのが「グローバルモビリティサービス」(GMS)だ。 現在はフィリピンなど…
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グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(1)大企業を3年で辞めて起業家へ転身
グローバルモビリティサービス(GMS)は、金融機関と提携し、自動車に特殊なデバイスを搭載することで、「車を使って働きたいが自動車ローンに通らない人」への与信補強を可能にするフィンテック事業を運営して…
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ドムドムフードサービス 藤崎忍社長<7>今までの積み重ねを武器に
現在、ドムドムハンバーガーは、2020年9月にオープンした浅草花やしき店を含め、全国27店舗を展開している。 19年には「ドムドム・イン・六本木」というイベントを開催。日本色を強く打ち出し、…
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ドムドムフードサービス 藤崎忍社長<6>入社9カ月で社長に大抜擢、内心は…
2017年、藤崎忍(55)は居酒屋を109時代からの仲間に託して、ドムドムフードサービスに入社した。 初めての会社勤めに、当初は分からないことだらけで戸惑った。 タイムカードの押し方…
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ドムドムフードサービス 藤崎忍社長<5>居酒屋のおかみを続けながら商品開発
2017年、藤崎忍(55)は居酒屋のおかみを続けながら、外部スタッフとしてドムドムハンバーガーの商品開発に取り組むことになった。 「夫が亡くなり、息子も社会人になって時間的に余裕ができたので、…
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ドムドムフードサービス 藤崎忍社長<4>居酒屋の常連客から意外な申し出が…
2011年、藤崎忍(55)は居酒屋をオープンさせた。 「家で食べるよりも、ちょっとおいしい家庭料理」と、おかみの心を尽くしたもてなしが人気を呼び、3カ月もすると常連客が増えていった。 …