グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(1)大企業を3年で辞めて起業家へ転身

公開日: 更新日:

 グローバルモビリティサービス(GMS)は、金融機関と提携し、自動車に特殊なデバイスを搭載することで、「車を使って働きたいが自動車ローンに通らない人」への与信補強を可能にするフィンテック事業を運営している、いま注目の企業だ。

 2013年の創業以来、フィリピンなど東南アジアの新興国を皮切りに、日本でも3年前からサービスを展開している。

「これまで当社のサービスを利用された方の総走行距離は、延べ3億キロ。お客さまの仕事への意欲がその距離に表れている。真面目に働く人たちが正しく評価される仕組みを、世界中でつくりたい」

 こう言うのは創業者の中島徳至社長(55)。同サービスの潜在的ニーズは、全世界で17億人ともいわれる。

 岐阜県下呂市に生まれ、自然に囲まれて育った中島は、東京理科大学大学院修了後、大手事務機器メーカーのリコーに入社。市場開拓の部署に配属されたが、客はすでに他社製品を使っている大企業や官公庁。それを自社に乗り換えてもらうよう、日参するのが仕事だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末