語り部の経営者たち
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サンコー 山光博康社長(1)年間100商品を生み出すアイデア家電メーカー
サンコーは「面白くて、役に立つ」をコンセプトに、今までなかったアイデア家電を開発、販売するメーカーだ。 一例を挙げても、14分で炊ける弁当箱炊飯器、煙が出ない自動回転焼き鳥メーカー、寝袋タイ…
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明治安田生命 根岸秋男会長(4)社長になって取り組んだフィロソフィー
2005年に2度の行政処分を受け、松尾社長(当時)と企業風土改革に取り組んできた根岸秋男。約5年かけ、ようやく会社の信頼と社員の自信がマイナスからゼロに戻った13年7月、新社長に就任する。 「…
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明治安田生命 根岸秋男会長(3)緊迫の半年間は「会社が潰れるのではないか」と
早大理工学部から旧・明治生命に入社し、アクチュアリーという理数系の専門職に就きながら、「現場を知りたい」と営業の管理職に異動。44歳で滋賀支社長に就任した。その在職中に、世間を賑わせた保険金不正不払…
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明治安田生命 根岸秋男会長(2)数理専門職から営業へ異例の人事
2021年7月に、8年務めた明治安田生命の代表執行役社長を退き、取締役会長に就任した根岸秋男。早稲田大学理工学部数学科を卒業し、旧明治生命に入社したのは1981年4月のこと。数学を生かせる仕事として…
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明治安田生命 根岸秋男会長(1)若い頃、3度の挫折を経験
2005年に保険金の不適切な不払いなどで2度の行政処分を受けた明治安田生命。当時、対策本部の一員として金融庁の検査対応と社内対応に奔走したのが、根岸秋男・現会長だ。 その奮闘ぶりと社長就任後…
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アイロボットジャパン 挽野元社長(4)「ロボット掃除機を一家に1台」を目指して
2013年、挽野はBOSE日本法人の社長に就任した。 その頃、音楽を聴くスタイルがイヤホンや小型軽量スピーカーへと変化するようになっていたが、BOSEは時流に乗り遅れていた。商品が追いつかず…
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アイロボットジャパンの挽野元社長(3)企業文化の違いに戸惑う日々
ロボット掃除機「ルンバ」で知られるアイロボットジャパンを率いる挽野は、日本ヒューレット・パッカードからビジネス人生をスタートさせた。 1996年には、フランスに赴任。多国籍のスタッフと仕事を…
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アイロボットジャパン 挽野元社長(2) 海外の経験でひと皮むける
アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」で知られるアイロボット・コーポレーションの日本法人である。 挫折続きで悶々とした日々を送っていた挽野ではあったが、日本ヒューレット・パッカード…
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アイロボットジャパン 挽野元社長(1)ルンバで知られる家庭用ロボットメーカー
アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の代名詞とも言える「ルンバ」で知られるアイロボット・コーポレーションの日本法人である。 ルンバは、2002年にロボット掃除機市場を創出して以来、全世界で…
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日本メディック 城田裕之会長(4)業務用の豪華マッサージチェアで一発逆転
「日本メディック」は、2012年に販売開始した業務用マッサージチェア「あんま王」シリーズが大ヒットし、この10年で売り上げを10倍に伸ばした好調企業だ。 しかし、販売開始前年にはマッサージチェ…
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日本メディック 城田裕之会長(3)メーカーの突然の方針変更で破産危機
「日本メディック」は、2012年に販売開始した業務用マッサージチェア「あんま王」シリーズが大ヒット。この10年で売り上げを10倍に伸ばした好調企業だ。 しかし、販売開始前年の11年には倒産寸前…
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日本メディック 城田裕之会長(2)マッサージチェアを体験販売式からコイン式に変え大好評
「日本メディック」は、健康機器の企画・開発を行う会社だ。2012年に販売を開始した業務用マッサージチェア「あんま王」シリーズが大ヒットし、現在、業務用マッサージチェアでは国内最大のシェアを誇る。日本メ…
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日本メディック 城田裕之会長(1)業務用マッサージチェア「あんま王」が大ヒット
健康機器の企画・開発を行う「日本メディック」社は、2012年に販売開始した業務用マッサージチェア「あんま王」シリーズが大ヒット、現在、業務用マッサージチェアでは国内最大のシェアを誇る企業だ。 …
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イントラスト 桑原豊社長(5)「医療費用保証」という新市場に乗り出す
家賃債務保証ビジネスで成功を収め、5期連続増収、7期連続増益となっているイントラスト。 しかし、社長の桑原豊は家賃保証ビジネスだけをやっていればいいと思っているわけではないという。すでに第2…
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イントラスト 桑原豊社長(6)売り上げが急上昇したが大問題が発生
2つの外資系保険会社で営業の基本を学び、その後、独立してコンサルタント会社「エム・ファースト」を立ち上げた桑原豊は、2006年、イントラストを設立し、社長に就任した。 「エム・ファーストを経営…
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イントラスト 桑原豊社長(3)独立して「再保険」を発売、申込みが殺到して収入も大幅アップ
チューリッヒ保険日本支社を退職した桑原豊は1999年、エム・ファーストという個人事務所を設立し、共済会などを支援する再保険の販売を始めた。40歳のときだ。 「エム・ファーストは桑原の桑の英語読…
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イントラスト 桑原豊社長(2)どうすれば効率的な営業ができるかを考えた
家賃保証など新しいビジネスモデルを次々に開発し、コロナ禍でも増益を続けるイントラスト。 イントラストの創業社長・桑原豊は、法大を卒業すると、まず米系のINA保険に入社し、1990年、チューリ…
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イントラスト 桑原豊社長(1)損保会社に入社「ボーナスが10カ月分出る」と聞いて決めた
家賃保証サービスなど新しいビジネスで業績好調のイントラスト。コロナ禍でも勢いが止まることはなく、7期連続の増益を記録している。 破竹の勢いで急成長を続けるイントラストの陣頭指揮を執っているの…
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C-United(珈琲館・ベローチェ)友成勇樹社長(7)日本マクドナルド創業者・藤田田の最後の弟子
カフェ業界5位に躍進する「C-United」社長の友成勇樹は、日本マクドナルドの創業者・藤田田の最後の弟子だ。 1986年、新卒で日本マクドナルドに入社した友成は、出世の階段を順調に駆け上が…
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C-United(珈琲館・ベローチェ) 友成勇樹社長(6)社長に就任したサンドイッチチェーンが大苦戦
カフェ業界5位に躍進する「C-United」の友成勇樹社長は、1986年、日本マクドナルドに入社。1997年から4年間、日本マクドナルド米国法人のバイスプレジデントとして米国に赴任し、99~2000…