大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

公開日: 更新日:

 巨人移籍が有力視された中で、まさかの残留表明である。

 29日、国内FA権を行使した阪神大山悠輔(29)が残留会見。5年総額20億円規模の大型契約を結んだ虎の主砲は、「(先日のファン感で)スタンドで多くの僕の赤いタオルを広げてもらい、すごくうれしかった。名前を呼ばれた時の歓声が嬉しかった」などと、決断の理由を挙げた。

 その大山の去就を巡って球界では、「巨人入りが規定路線」と見る向きが多く、実際、巨人は阪神の条件を上回る6年24億円以上の超大型契約を提示し、最大限の誠意を見せていた。

 コーチ経験のある球団OBは「まさか残留するとは思いませんでした」と驚いた表情でこう言う。

「大山は関東の茨城出身で、阪神からドラフト1位指名された際には、ドラフト会場やファンの冷めた反応にショックを受けた。関西のメディアとの関係も必ずしも良好とはいえない。FA行使後は巨人の阿部慎之助監督(45)とも直接会談をして熱意を伝えられたそうですし、本人も今年は東京に足繁く通い、新居探しをしているともっぱらでした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”