FA市場の大物が売れ残る背景…“格下”より低い金額を拒否

公開日: 更新日:

 開幕から1カ月が経過したが、オフのFA市場で売れ残った超大物ダラス・カイクル(前アストロズ)とクレイグ・キンブレル(前レッドソックス)の所属先が決まっていない。

 カイクルは15年のサイ・ヤング賞投手。キンブレルは現役最多の333セーブをマークしている大クローザーである。年齢もまだ31歳と30歳でこれといった故障もない。それなのに失業状態に陥った第1の要因は、ビッグネームとはいえ、ピークは3、4年前までで商品価値が下落しているのに、格下の投手より低い額の契約になるのは嫌だという気持ちが強過ぎたことだ。

 カイクルがこだわったのは、今回のFA市場に出た先発投手の中で最高額の契約をゲットすることだった。オフの早い時期にパトリック・コービンが6年1億3000万ドルでナショナルズと契約し、それ以上の額にこだわった。

 キンブレルも格下であるチャップマンの5年8600万ドル(リリーフ投手の史上最高額)以上の金額で契約することにこだわったことが、そもそもの失敗だった。

 浪人となった第2の要因はFA市場に大金をつぎ込んでも投資に見合った成果を得られないと考えるGMが多くなり、ストーブリーグ終盤になるとFA市場の売れ残りにソッポを向き、自軍の主力選手や成長著しい若手との割安な年俸による長期契約に注力するようになったからだ。そのためカイクルとキンブレルが、3月になって希望価格を大幅に値下げしても敏感に反応するGMはいなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ