お笑い界 偉人・奇人・変人伝
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小川菜摘を八方さんは「浜田はええ嫁さんもろたな、吉本も丸儲けやな」と評価した
研ナオコさんへ名前入りのスパムおにぎりや梅沢富美男さんへのかわいいカップケーキなど気遣いあふれる楽屋見舞いで話題になったダウンタウン浜田雅功・小川菜摘夫妻。今回はそんな小川菜摘さんの才能に驚かされた…
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松嶋尚美の最大の強み 余計な忖度や打算のない天真爛漫な笑顔
先日、お母さんの介護をしているという記事を見て、松嶋さんのことを思い出したので書かせていただこうと思います。 初めて会ったのは、オセロとしてデビュー間もない1990年代半ば。構成していた情報…
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上島竜兵さんは“気遣いの人” よく思わないスタッフは日本中一人もいない
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)の突然の旅立ちは、お笑い業界全体が悲しみに包まれました。関西ではなかなか受け入れられない関東の芸人さんもいますが、ダチョウ倶楽部さんはひっぱりだこで問題はスケ…
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非常階段・ミヤコは37歳の若さで急逝…「頑張ります!」の声が忘れられない
前回はよしもとの美容番長・シルやんこと、シルクの話でしたが、今回は彼女の相方で37歳の若さで急死したミヤコのお話を……。 ミヤコは、シルクともども大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒…
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シルクが“美容番長”になったきっかけはチュートリアル徳井の一言だった
“よしもとの美容番長”ことシルク。付き合いの長い私は“シルやん”と呼んでいます。小学校から大学まで同級生だったミヤコさんと「非常階段」というコンビでデビューしましたが、相方の突然の死で引きこもりにな…
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シルクがどん底の引きこもり生活から“よしもとの美容番長”になるまで
“よしもとの美容番長”ことシルク。デビュー当時からの付き合いで私は“シルやん”と呼んでいます。 年齢不詳で「20年間ウエストが64センチ」と言われていますが先日、本人に聞いたところ「30年変…
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ダイアン津田君を見るたびに「最初はみんな素人」という言葉を思い返す
NSC大阪で南海キャンディーズ・山ちゃん、とろサーモン・久保田、ウーマン村本ら人気者をたくさん輩出している22期生。在学中にNHKの上方漫才コンテストで最優秀賞を受賞し、NGKの本出番出演など、異例…
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桂南光師匠は招待でコンサートに行くことはなく、必ず自分でチケットを買った
1993年から「痛快!エブリデイ」(関西テレビ)という番組で約15年間お仕事をさせていただいた南光師匠。70歳を越えられた今も精力的に高座を務めてらっしゃいますが、映画、観劇、ジャズ鑑賞、オカリナ演…
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桂南光師匠は社保庁問題の火付け役 番組におもねることのない心意気を見習いたい
前回「痛快!エブリデイ」(関西テレビ)の「モーレツ!怒りの相談室」というコーナーで、視聴者から届いた社会保険事務所の怠慢な対応に対する苦情に「ちゃんと答えんのが仕事ちゃうんか! 京都社会保険事務所!…
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テレビでは桂南光師匠が初めて! 社会保険庁のずさんな体質を指摘した瞬間
先日、文化庁の芸術選奨の文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞された桂南光師匠。NHKの「生活笑百科」の司会を故・笑福亭仁鶴師匠の後を継いで4年間務められ、卒業されました(4月2日に最終回放送予定)。…
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桂文枝師匠は300本を超える“創作落語”を作るも「漫才は難しいわ」
先日、「新婚さんいらっしゃい!」の司会を勇退された桂文枝師匠。「同一司会者によるテレビトーク番組の最長放送」としてギネス世界記録に認定されて、51年3カ月も続けられていたことは、ご自身もおっしゃって…
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笑福亭鶴光(下)後輩や、この道を志す者にいつも優しく接してくださる
1983年のこと、人づてに当時大人気だったラジオの「MBSヤングタウン木曜日」の鶴光師匠を訪ねた際、初対面でどんな人間かもわからない25歳の私に「ウチへ泊まったらええがな」と言っていただき、師匠の車…
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笑福亭鶴光師匠は初対面にもかかわらず「ウチへ泊まったらええがな」と
「鶴光でおま」「わんばんこ」など数多いギャグと共にラジオの深夜放送で絶大な人気を誇っておられた鶴光師匠は私が初めて会った芸能人でした。 6年半の入院・自宅療養生活を終えた1983年、25歳の時…
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月亭八方師匠 自然体のまま、競争激しい芸能界を肩肘張らずに50年以上泳ぎ続けている
御年、まもなく74歳になられる八方師匠は、私の初めてのテレビ用台本、初めてのレギュラー番組を担当させていただいた思い出深い師匠です。 1984年、私がまだオール阪神巨人さんの漫才を書かせてい…
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西川のりおさんに取材すると「うめだ花月においでや、タダで入れるがな!」
1983年から漫才作家稼業を始め、最初に仕事でお会いした有名人が西川のりおさんでした。 当時、漫才を書くだけではとても食べていけないので、テレビ・ラジオ・出版関係と手広く関西圏の仕事をしてい…
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「男性ブランコ」は南キャン・山ちゃんの「コントをやりたいんなら東京へ来たら?」で一念発起
昨年の「キング・オブ・コント」で初の決勝進出で準優勝。「M-1グランプリ」でも敗者復活戦で3位の投票数を集め、決勝進出への最終決戦まで残り大健闘を見せた「男性ブランコ」の平井君と浦井君。 大…
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オズワルドはM-1に優勝できなかったことがさらなる実力をつけてくれる
3年連続「M-1」決勝進出。昨年はファーストラウンド1位通過で、最終決戦では錦鯉に優勝をさらわれましたが、堂々の準優勝。関西の劇場で標準語(関東弁?)の漫才というかなりのハンディをものともせず、「第…
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ロングコートダディは客の予想を裏切る「ワードセンス」が秀逸
昨年「2021M-1グランプリ」決勝に進出したロングコートダディ。次の日に「肉うどん」がよく売れたと言われるぐらい、インパクトを残しました。NSC在学中はコンビではなく、どういうコンビだったのか?ピ…
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「THE W」を制したオダウエダの武器は植田紫帆のハンパない“大声”
第5回女芸人日本一決定戦「THE W」を制したオダウエダ。最終決戦は、わかりやすくて“王道”の天才ピアニスト、“映像視覚効果を駆使”したAマッソ、そして“マニアック”なオダウエダという全く色の違う3…
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オール巨人さんの勧めで事務所入り「よかったら考えみて」の軽い一言に隠された真意
「M-1グランプリ」の審査員を昨年限りで勇退されたオール巨人さん。古希を迎えられた現在も若い頃と変わらぬパワフルな舞台を務めてらっしゃいますが、決勝戦の1週間前から禁酒、芸人の言葉を一言たりとも聞き漏…