森保J再出発 欧州組たちの現在地
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シュミット・ダニエルが目指す独代表GKの“頼られるセーブ”
「(代表正GK争いに勝つには)結果を出し続けること。チームの勝利に貢献することが一番」。長身GKのシュミット・ダニエルは、18日早朝キックオフのメキシコ戦前に意気込んだが、結果は0―2の敗戦。再出発を…
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植田直通の努力 ベルギーで守りもうまくなった実感がある
「自分の得意なヘディングでチームを助けたい思いが強かった」。そう語気を強めたのは、10月のコートジボワール戦で決勝弾を叩き出した植田直通だ。11月のオーストリア遠征初戦・パナマ戦でも先発したが、次なる…
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酒井宏樹「ポジティブな佑都君からいい刺激をもらってる」
「本当に(空白期間が)長過ぎて日本代表活動自体が実感できなかった」 約1年ぶりに10月の森保日本オランダ遠征に参加、コロナ禍の再開に喜びを噛み締めた。カメルーン戦のみの出場だったが、老獪なプレ…
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ロストフMF橋本拳人 「伸びしろが凄い」遅咲き男の飛躍
「今も顔に傷ができてます。肘が入ったり、ホントに激しいリーグです」 8月にFC東京からロシア1部ロストフに移籍した橋本は、右頬にアザを作りながら約1年ぶりに代表復帰。13日のオーストリア遠征・…
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GK権田語る「W杯で『頼りになる』選手でないと意味なし」
「(自分の代表キャリアが)順調じゃなかったのは間違いないですよね」。1―0で勝利した13日のオーストリア遠征・パナマ戦。元代表GKの楢崎正剛(名古屋CSF)の7戦連続無失点記録に並んだ権田修一は、下積…
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AZ菅原由勢の代表入りに「もう来ちゃったよ」主将は笑った
「内田(篤人)選手の映像はメッチャ見てます。追い越さなきゃいけない存在だと思ってます」 2019年夏のAZ移籍直前に<内田越え>の決意を口にした菅原。10月のオランダ遠征・カメルーン戦で代表デ…
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右MF一番手に “天然”伊東純也が臨む代表キャリアの分岐点
「対人では相手がどんな選手でも自信を持っている」と10月のオランダ遠征で鮮烈な印象を残した快足アタッカー伊東純也は胸を張った。堂安律(ビーレフェルト)不在の今回、右MF一番手浮上のチャンスだ。 …
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原口元気は唯一のロシアW杯経験者…存在感とゴール量産を
「1年ぶりに集まって『仲良しこよし』ではいけない。競争は当たり前。自分もポジションを取りに行く気持ちで挑みます」。10月のオランダ遠征・2連戦で原口元気はギラギラ感を押し出したが、今回は攻撃陣で最年長…
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浅野拓磨がセルビアの「孤独なトレーニング」で得た自信
「パルチザンでは周りの信頼を得て得点にこだわってプレーしている。FW、両サイドハーフ、トップ下と多彩な役割を担い、幅も広がった」。こう森保一監督に太鼓判を押されたのが、広島時代の秘蔵っ子である浅野拓磨…
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鎌田大地はチームメートとの意思疎通構築ことが成功の条件
「小さい頃から代表には関わってなくてA代表もまだ数試合。でも日本を背負ってW杯を戦いたいというのは前々からの夢。クラブでの活躍が先につながると思います」。9月にフランクフルトとの契約を2023年まで延…
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【特別版】オランダ遠征直前辞退 DF長友佑都が期するもの
「(日本代表)152試合出場のヤット(遠藤保仁・J2磐田)さんを本気で目指していこうという野心がより一層、大きくなりましたね」――。 2019年11月のキルギス戦で井原正巳(柏コーチ)の持つ代…
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37歳の守護神・川島永嗣が見据える“トップ・オブ・トップ”
「若い選手が引っ張る意識の方が、チームは伸びる。年長の僕は横で支えるくらいの気持ちでいいんじゃないかなと」。日本代表オランダ2連戦で出番なしに終わった37歳の守護神・川島永嗣は、縁の下の力持ちとしてチ…
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鈴木武蔵が語ったハングリー精神「大迫の座を脅かしたい」
「大迫(勇也=ブレーメン)選手は大きな存在だけど、僕とは違う。自分は(相手DFの)裏への抜け出しや動き出しの特徴で勝負して、彼に危機感を与えたい」。13日のコートジボワール戦を前に今夏、欧州組に加わっ…
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手倉森監督「拓実が世界を切り拓けば、おまえも成る」
「日本よりもドイツの方が前に速い印象。SBも低い位置での個人の打開が求められる。そこは早く慣れないといけない」。欧州組となって初めて日本代表に合流した室屋成は、ドイツで2カ月体感したことを先発したコー…
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日本代表最多出場の遠藤が「記録を抜くとしたら冨安君」と
「世界的にも有名なビッグクラブから興味を持たれていることはうれしいです。自分の理想もあるけど、先を見過ぎずに今できることを全力でやれればいいと思います」。9日のカメルーン戦零封の原動力となった冨安健洋…
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堂安律 馴れ合い嫌う「メッシの再来」が口にした強い野心
「少し遠回りに見える道でも、僕にとっては一番の近道。強くなるために、うまくなるために選んだ決断でした」。9日のカメルーン戦を前に堂安律はオランダの名門PSVから今夏、ドイツ1部昇格クラブにレンタル移籍…
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遠藤航が決意「いつかは遠藤=ヤットさんから航になる」
「僕は守備的な選手というイメージがあるかもしれないけど、攻撃の部分も積極的に関わっていけるようにしたい」 森保日本の約1年ぶりの代表2連戦に向け、遠藤航は新たな意欲を示した。今季初挑戦のドイツ…
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柴崎岳が2部でも海外に固執する理由「帰る選択肢はない」
「スペイン2部に所属していることをどう見るかは個人の自由ですが、僕が日本に帰るという選択肢は全くなかったです」 約1年ぶりの日本代表戦となる9日のカメルーン戦を前にMF柴崎岳はキッパリとこう言…
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下からの突き上げはね返す 吉田麻也の圧倒的な国際経験値
「みんなが待ちに待った代表戦。(新型コロナの時代に)日本の団体競技としてサッカー代表が初めて海外遠征をするということで注目される機会になる。僕らの責任は非常に大きいと思います」。オランダ遠征(9日のカ…
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背番号10候補の南野は4年半がかりで“日の丸の似合う男”に
2019年9月に始まった2022年カタールW杯2次予選で三浦カズの記録を上回るW杯予選連続4ゴールを奪い、森保ジャパンの絶対的エースに上り詰めた南野。日本代表の「新背番号10候補の1人」と目され、オ…