原口元気は唯一のロシアW杯経験者…存在感とゴール量産を
原口元気(ハノーファー・MF・29歳)
「1年ぶりに集まって『仲良しこよし』ではいけない。競争は当たり前。自分もポジションを取りに行く気持ちで挑みます」。10月のオランダ遠征・2連戦で原口元気はギラギラ感を押し出したが、今回は攻撃陣で最年長にして唯一のロシアW杯経験者として圧倒的存在感を示すことが必要だ。
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ロシアW杯までは本田圭佑、香川真司、乾貴士ら年長者に囲まれていた原口。森保日本では攻撃陣の若返りが一気に進み、今回は大迫勇也(ブレーメン)も不参加。29歳で最年長となった。
「若いとか上とか関係なく、日本代表は今までもずっと競争があった。活動が1年空いて新たなリスタートになったので全力で向かっていきます」
所属クラブの意向で不参加となった堂安律(ビーレフェルト)を招いて同僚・室屋成とともに励ましの会を催すなど、先輩らしい気配りも見せている。
「アメとムチ」を使いながら、ベテラン入りしつつある男はチームを牽引するつもりだ。
2018年夏から在籍するハノーファーでは、ボランチやSBで使われることもあったが、コロナ中断明け以降はアタッカーに専念。8月に開幕した今季も7試合出場1得点をマークしている。