独白 愉快な“病人”たち
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心不全で救急搬送を経験…作家・花房観音さん「人通りのない場所だったら死んでいた」
更年期障害だと思っていたら、「心不全」を起こして救急車で運ばれてしまったお話です。去年の5月のことです。 歩いているだけで息苦しさを感じるようになったのは、その1カ月前ぐらいでした。でも、決…
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脳腫瘍で人生を諦めていた歌手の岡田しのぶさん「奇跡が起きた」
目の裏、嗅覚神経が走っているど真ん中に直径4センチの脳腫瘍が見つかったのは去年の6月でした。腫瘍は良性でしたが、できた場所が悪く、何かしらの後遺症が残ることは覚悟しなければなりませんでした。最悪なこ…
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ボクサーみたいに顔が腫れて…プロダーツの川島淳さんネフローゼ症候群との苦闘
出産を終えた2008~09年ごろ、まぶたがボーンと腫れるようになり目のトラブルだと思って眼科を受診しました。これが「ネフローゼ症候群」による症状だとわかったのは、それからおよそ4年後のことでした。 …
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子宮内膜症で手術を選んだフリーアナの宮島咲良さん「ロケ中に大激痛に襲われて…」
「子宮内膜症」のひとつ「チョコレート嚢胞」の治療で、腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出手術を受けたのは、2021年3月初旬でした。今は、生理痛がないことはこんなに楽なのか! と、人生が百八十度変わるくらい毎月の不安…
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藤田紀子さん「今もはっきりとは見えてないんです」…「ぶどう膜炎」と付き合って20年以上
「自己免疫疾患からくるぶどう膜炎」と診断されたのは、今から22~23年前です。その前から直射日光に弱くて、すぐに目が充血してしまうので眼科にはかかっていたんです。当時は「虹彩炎」(ぶどう膜炎の一種)と…
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鈴木砂羽さんは子宮筋腫で上部切除を選択 「すごい決断」と言われたが、何が?という感じ
貧血で顔が真っ白な紙のようになるくらい生理が重かったので、昨年6月に子宮筋腫と子宮上部を開腹手術で切除しました。おかげさまですこぶる快適。改めて「煩わしかったんだな」と思いました。 40代前…
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男性乳がんを経験した野口晃一郎さん「転移と聞いて死を身近に感じた」
「なんで左胸だけへこんでるんだろう?」 ことの始まりは2016年、お風呂上がりに妻が言ったこのひと言からでした。その時は「ちょっと太っちゃったからかな」と笑いましたが、言われてみれば確かに左の…
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一龍斎貞弥さんは悪性リンパ腫を克服「平静を装いながらトイレに駆け込んで…」
2021年1月初め、看護師さんが頭から足のつま先まで全身完全防備で、抗がん剤の点滴を打ちに来た姿を見て驚きました。「誤って抗がん剤が肌に触れないように」という理由です。「そんなに強い薬なんだ」と思っ…
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中咽頭がんから復帰したギタリスト西村智彦さん「ショックよりも納得感があった」
喉の違和感は2021年5月くらいから感じていました。もともと扁桃肥大で、良くなったり悪くなったりしていたんです。 ツアーのリハーサルが終わった頃、ふと首の後ろにしこりがあることに気づきました…
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お腹の中に子供がいないと告げられ…歌手・姫乃樹リカさん「胞状奇胎」を振り返る
2006年、34歳で妊娠がわかって「やったー、4人目だ!」と喜んだ直後のことでした。 10週目に入った頃に「このつわりは普通じゃない」と思い始めたんです。気持ち悪いし、食べられないし、体重も…
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脊柱管狭窄症と闘う蝶野正洋さん「手術は最後の手段」と決めていた理由
腰椎の3番と4番の間隔が潰れてしまったので、2021年の暮れに骨を削って間隔を空ける内視鏡手術をしました。 「脊柱管狭窄症」は文字通り、背骨の骨と骨の間隔が狭くなることで神経が圧迫され、下半身…
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白血病と闘うフリーアナの小澤由実さん「あと数か月放置していたら…」
「私が? 白血病? いやいや、そんなわけない」 そう思いました。その時点ではまだ、近所のクリニックを受診しただけだったので「血液の病気の可能性があります。たとえば悪性リンパ腫や白血病……」と言…
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5代目・江戸家猫八さん 高3の秋に「ネフローゼ症候群」が発覚し30歳まで自宅療養
今でも免疫抑制剤で症状をコントロールしている状態でして、「完治」ではないけれど「寛解」しております。この安定した状態になるまでに18歳から30歳まで12年間かかりました。そして46歳の今、薬の量を少…
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堀越のりさん 31歳で子宮頸がんの疑い…がんではないものを「切る」ことに納得できなかった
毎年、子宮頚がん検診を受けていた中で、ある年、陽性の判定が出たのです。「子宮頚がんの疑いがあります」と言われてしまったとき、「こんなにまめに検査しているのに、たった1年でがんの話になってしまうのか」…
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「眼科医に驚かれた」格闘家の才賀紀左衛門さん若年性白内障を振り返る
活躍していた当時は、試合ではダウンしなかったんです。でもあるときからよく倒れるようになった。年齢でいえば26~27歳ごろです。絶対に勝てると思っていた相手にノックアウト負けしたとき、正直「うそやろ?…
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前立腺がんと闘う芸人の大空遊平さん 昨年は線路に転落して右腕を失う
ご覧の通り、私は右腕がありません。これは昨年11月に酔っぱらってホームから線路に転落して電車に接触したらしく、気付いたら病院にいて片腕がなかったのです。こういうのは「切断」ではなく「轢断」と言うんで…
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がんノート代表理事の岸田徹さん「がん告知の後は“アディショナルタイム”の感覚です」
「胚細胞腫瘍」は10万人に数人の割合しか発症しない希少がんで、原始生殖細胞という胎児のもととなる未熟な細胞が成熟する過程で発生する腫瘍の総称です。比較的若い人に多く、進行のスピードが速いのが特徴です。…
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悪性球腫で右脚の中身は人工物に…演出ディレクター栗栖良依さんはそれでも夢を叶えた
右脚は外側だけ本物で、中身は太ももの真ん中からすね辺りまで筋肉を含めてすべて人工物に置き換わっています。2010年2月に受けた人工関節置換術は16時間の大手術でした。 右脚の膝関節が痛いと思…
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フリーアナ橋谷能理子さん 聴神経腫瘍から4年半…「下り階段は絶対に手すりが必要でした」
「聴神経腫瘍」は10万人に1人しかいないような珍しい病気で、一言で言えば良性の脳腫瘍です。良性とはいえ脳腫瘍ですからショックでしたが、告知から2日目ぐらいには立ち直って、聴神経腫瘍についてできる限り調…
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乳がんを克服した藤森香衣さん「亡くなった友人の言葉が救ってくれた」
「ステージ0期の非浸潤」という超早期発見だったので、治療は右胸の全摘手術だけ。入院は9日間でした。それだけ聞くと簡単に治ったようですけど、不安や迷いは数多くありました。今なら、「そこは心配しなくていい…