医者も知らない医学の新常識
-
インスタント食品に多く リンの食べ過ぎが老化を進める
誰でも年は取りたくないものです。年齢を重ねること自体は自然の摂理ですから仕方のないことですが、体の老化はなるべく遅らせたいというのが、すべての皆さんの願いだと思います。老化を遅らせるにはどうすれば良…
-
接種を取りやめる医療機関も インフルエンザワクチン不足の理由
今年も10月1日からインフルエンザの予防注射が始まりました。しかし、いつもなら早めのワクチン接種が勧められるところですが、今年はちょっと事情が違っています。供給されているワクチンの量が非常に少ないた…
-
大豆の発酵食品で摂る 味噌や納豆が高血圧を予防する
「高血圧の予防に大豆がいい」という話は昔からあります。大豆にはイソフラボンという成分が含まれていて、血管の平滑筋の増殖を抑えるなど、動脈硬化の進行を防止するような作用があるからです。ただ、「大豆食品で…
-
猿や犬もついついマネ…なぜ「あくび」はうつるのか?
「あくびはうつる」というのは、皆さんも経験のあることだと思います。真面目なつまらない会議などで、誰かがこらえ切れずにあくびをすると、それを見ていたあなたも、つい同じようにあくびをしてしまう。よくある話…
-
タンパク質を効率よく筋肉に 高齢者は寝る前にプロテインを
タンパク質は肉などに多く含まれ、筋肉の原料になり、体のエネルギーにもなる3大栄養素のひとつです。 一時期「肉を食べると病気になりやすい」というような意見が多く聞かれたことがありました。今では…
-
「がん幹細胞研究」でがんは怖くなくなるのか?
がんの治療は進歩を続けています。それでも進行したがんを完全に治すことは、そう簡単なことではありません。一度は全てのがんを切除したと思っていても、再発することがまれではないのです。 たった1個…
-
ストレス解消にも サプリより森林浴の方が血圧が下がる?
林や森の中を、ゆっくりと歩いたり、そこで運動をしたりすることに、心身をリラックスさせる効果のあることは、誰でも体験すれば実感出来ることです。どのような科学的な裏付けがあるのでしょうか? 今…
-
コーヒーは長生きできる飲み物か?
皆さんの中にもコーヒー好きの方はたくさんいると思います。コーヒーは健康に良いのでしょうか、それとも悪いのでしょうか? コーヒーに含まれているカフェインには、心臓を刺激して不整脈を起こしやすく…
-
習慣的な「シューティングゲーム」は脳を委縮させる
スマホやゲーム機、パソコンなどを利用したビデオゲームは、もう私たちの生活に欠かせないものとなっています。それでは、ゲームをすることで脳にはどのような影響があるのでしょうか? 以前、「ゲーム…
-
血圧の変動が大きいとアルツハイマー型認知症になりやすい
認知症を予防するためには、「血圧は高い方がいい」のでしょうか、それとも「低い方がいい」のでしょうか? これはまだ完全には解決していない問題です。認知症には隠れ脳梗塞のような病気によって起こ…
-
大腸がん検診の「2次検査」はすぐに受けよう
がん検診にはたくさんの種類がありますが、がんによる死亡を確実に減らすような効果のある検診は、それほど多くはありません。しかし、「大腸がんの検診」は数少ない有効性の高い検診のひとつです。 現在…
-
夏場でも塩分の取り過ぎは危険!
7月中旬、岩手県の預かり保育の施設で、職員が乳児に食塩を混ぜた液体を飲ませ、食塩中毒で死亡させたという報道がありました。「そんなことが実際にあるのか」と驚かれた方も多いと思います。 塩分は体…
-
飲み合わせで予期せぬ反応も 漢方薬にも副作用がある
漢方薬を健康のために飲まれている方は多いと思います。漢方薬は中国から伝わった医療ですが、日本で独自の発展をしたものです。西洋医学の薬があまり効果のないような症状に対して、効果的なことが多いという特徴…
-
尿路結石はなぜ増えているのか?
「尿路結石」は腎臓に石ができて、それが移動するために背中や脇腹などに激痛が走る病気です。皆さんの中にも、そのつらい症状を体験された方は少なくないのではないでしょうか。 尿路結石は、その成分によ…
-
尿酸値が高いのは不健康なのか?
健康診断などで採血をして尿酸値が高いと指摘された経験がある方は多いと思います。尿酸値が高いことで起こりやすい病気といえば「痛風」です。お酒を飲んだ後などに、足の親指の付け根などが赤く腫れて、歩けない…
-
認知症予防に運動は有効か 海外医学誌に検証データ掲載
認知症を予防するにはどうすればいいのでしょうか。さまざまな予防法の中で、科学的にも認められているのが「運動」の認知症予防効果です。しかし、実は運動がどのくらい認知症を予防するのか、という点については…
-
カルシウムの過剰摂取は危険なのか?
カルシウムは、ビタミンと並んでサプリメントで取る人が多い栄養素だと思います。骨の健康のためにはカルシウムが不足しないことが必要ですし、カルシウムの不足が血圧を上げたり、イライラの原因になることも知ら…
-
コレステロールを下げるとホントに認知症になりやすい?
「コレステロールが高いと心筋梗塞などの病気が増える」。そのことを、ご存じの方も多いことでしょう。そのために、健康診断でコレステロールの異常が指摘されると、その値にもよりますが、お医者さんからコレステロ…
-
「ノセボ効果」を知っていますか?
「プラセボ効果」という言葉があります。効く薬だと信じて飲むと、実際には何の効果もない物質でも薬としての効果を示す、という現象のことです。薬の効果を調べる臨床試験では、患者さんに分からないように本物の薬…
-
60歳を越える医師にかかると危険は本当か
皆さんは「若いお医者さん」にかかるのと、「年配のお医者さん」にかかるのと、どちらが安心でしょうか? 学校を卒業したてのような自分よりずっと若いお医者さんの診察は、ちょっと不安だと感じる方は多いと思い…