ニューヨークからお届けします。
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命か職か…地球温暖化で問われる米国「大辞職時代」の労働
パンデミックをきっかけに、多くの人が職に戻らない、またはこれまでの仕事を辞める──。そんなアメリカの歴史始まって以来の「大辞職時代」が止まりません。コロナ感染の危険やストレスなどで、命や健康のリスク…
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米国のパンデミック"大辞職時代”は22年も続く ビジネスで守るべきは「金より命と健康」
アメリカではコロナによるシャットダウンで多くの人が解雇されました。経済再開後も人々が職に戻らない、それどころか新たに仕事を辞める人が続出している状況が「大辞職時代」と呼ばれているのをご存じの方も多い…
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肥満でコロナが重症化する意外なワケ スタンフォード大が発表
新型コロナウイルス感染症の重症化が肥満症の人に多いのは、ウイルスが脂肪細胞に直接感染するから……というスタンフォード大学の研究結果が話題になっています。 アメリカでは新型コロナが重症化して死…
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オミクロン株感染対策「入国禁止」は科学的に効果がない? 米国では批判の対象に
世界を震撼させている新型コロナウイルスのオミクロン変異株。巷間で取り沙汰されているほど高い感染力があるのか、ワクチンへの耐性や重症化リスクの高低に関して、今この原稿を書いている12月初めの時点では科…
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日本のコロナ感染者が激減した理由を海外メディアはどう伝えているのか
ヨーロッパとアメリカで再び感染が拡大する新型コロナウイルス。そんな中、日本の感染がなぜ激減しているのか? 海外メディアではこんなふうに伝えています。 まず、感染が拡大しているお隣、韓国との比…
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コロナ禍でアメリカのドラッグ過剰摂取死が激増 CDCが報告
CDC(アメリカ疾病対策センター)によれば、コロナが猛威を振るった2020年5月からの1年間にドラッグ過剰摂取で死亡した人は10万人で、前年を3割近く上回ったことが明らかになり衝撃を与えています。同…
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バイデン政権の民間労働者へのワクチン義務づけを裁判所が差し止め
バイデン政権が全米の約1億人の民間労働者に対し、来年1月4日までにワクチン接種する義務を課すと発表したのに対し、連邦高裁が一時的に差し止めを行いました。政治と司法を巻き込んだアメリカのワクチン戦争は…
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米国ですべてのコロナワクチンの3回目ブースター接種始まる
アメリカでは、すでに認可されていたファイザー製に続き、先週からモデルナとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のブースターショットが始まり、筆者も3回目の接種を済ませました。 2回目の接種…
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国連気候サミット目前に医学誌ランセットが温暖化に強い警告
いま温暖化対策を進めなければ、病気や自然災害による犠牲者が激増し、世界経済も医療も逼迫する――。今月31日から英国で始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議を前に、医学誌ランセットが気候変動と健康被害…
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コロナ感染者が1日20%ずつ減少するアメリカで専門家が警鐘
アメリカのコロナ感染者は10月中旬現在で1日約8万人、この数は1カ月前の半分以下で1日約20%ずつ減り続けています。国内の感染は収束に向かっているのか? それともこの冬また新たな波がやってくるのか?…
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コロナワクチン開発製造で米国に「新ワクチン・ビリオネア」誕生
米フォーブス誌が選ぶ最もリッチなアメリカ人400人が発表され、新型コロナワクチンの開発製造会社・モデルナの会長ら3人が新たにリスト入りしたことがわかり話題になっています。 フォーブス誌の40…
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「失踪白人女性症候群」は米国社会の病根をあぶり出す
アメリカでは最近、若い白人女性の失踪事件がテレビを賑わせています。コロナや政治ニュースを上回るほどの大量の報道に対し「失踪白人女性症候群」という言葉まで登場したほどです。 今回失踪したギャビ…
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合意なくコンドームを外すのは違法 米カリフォルニアで法律が成立
性行為中に合意なくコンドームを外す行為「ステルシング」を違法とする法律がカリフォルニア州議会で成立し、話題になっています。 調査によれば、世界の女性の3人に1人、男性の5人に1人がステルシン…
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米テキサス州の中絶法施行が全米に衝撃 “中絶難民”発生でも最高裁は差し止めせず
今月、テキサス州の人工妊娠中絶を禁止する法律が施行され、全米に衝撃を与えています。 胎児の心音が探知できた場合の中絶が違法ということから、通称「ハートビート法」と呼ばれるこの法律。妊娠約6週…
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新学期の米国で子供のコロナ感染が拡大 1学区で教師ら13人死亡も
デルタ株が猛威を振るうアメリカでは、新学期が始まった時点でのコロナ感染者の4人に1人が子供というニュースが衝撃を与えています。 新規感染者は、ワクチン接種が遅れている南部の州を中心に1日約1…
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9.11とコロナをつなぐスパイク・リー作品4部作放映中
9.11同時多発テロから20年を前に、スパイク・リー監督の「NYC Epicenters(ニューヨークシティ・エピセンターズ)9/11―20212分の1」が話題になっています。9.11とパンデミック…
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米国でもデルタ株が大流行 感染者の4人に1人がワクチン完了者だが…
デルタ株が猛威を振るうアメリカでは1日15万人以上が感染していますが、その4人に1人がワクチン完了者、つまり「ブレークスルー感染」というデータがCDC(米疾病対策センター)から発表され、驚きと同時に…
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アメリカ新学期の子供たちがハマる、パンデミック時代の意外なおもちゃ
アメリカでは9月は新学年になる季節。「バック・トゥー・スクール・シーズン」と呼ばれ、親たちは学用品、バックパック、服などを新しく買いそろえます。今年の金額は昨年より6000円以上多い1人当たり9万円…
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デルタ株で子供のコロナ感染急増 アメリカで“マスク戦争”再び
デルタ株の流行で、これまでと大きく違うのは子供たちへの感染の急増です。 14日現在、アメリカでは子供の入院者数は過去最大の1900人超。新学期が始まっている地域ではクラスターが生まれ、授業を…
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ワクチン未接種はレストランに入れない…見えてきたアメリカの「ニューノーマル」
アメリカでは目標より1カ月遅れて、ついに一度でもワクチンを接種した成人が7割を超えました。一方で新規感染者が再び1日10万人に迫り(8月5日現在)、その9割以上がデルタ株とされています。ワクチン接種…