ビートルズの食生活から学ぶ健康
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退廃的な生活を送っていたリンゴが80歳を超えて健在な理由
リンゴ・スターは1940年7月7日生まれ。あと3カ月ほどで満81歳になります。そのリンゴーの新作EP「ズーム・イン」がリリースされました。 このEPの1曲目に収められている「ヒアズ・トゥ・ザ…
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78歳にしてなおポールがパワーに満ち溢れているのはなぜ?
ポール・マッカートニーは1942年6月18日生まれですから、もうすぐ満79歳になります。 2020年、WHO(世界保健機構)が発表したデータによればイギリス男性の平均寿命は79・7歳とのこと…
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ジョンの「プチ・ベジタリアン生活」と大腸がんリスクの関係
ジョン・レノンの「主夫生活」時代(1975~80年)の暮らしぶりはあまり語られていません。 ジョンとヨーコは身体浄化のためジュースだけの食事法を行ったり、心身のバランスを取るためのヨガや瞑想…
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ポールとリンダは子供たちに「菜食主義」を強要しなかった
菜食主義とカントリーライフを基本にした暮らしを始めたポール・マッカートニーと妻のリンダ・マッカートニーですが、1971年、2人は「ウイングス(Wings)」を結成します。新たな音楽活動のスタートでし…
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菜食主義生活を送ったジョージの基本は「地中海食」だった
ジョージ・ハリスンはビートルズのメンバーの中でもっとも早く菜食主義に傾倒し、それを一生涯にわたり厳格に実践していました。ジョージの転機といえば、まず真っ先にイメージされるのがインド訪問です。1960…
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ジョンは息子に「週1回だけ」ハーゲンダッツを食べさせた
1970年代後半、ジョン・レノンは息子ショーンの食育に目覚めます。自ら玄米のご飯を炊き、パンを焼き、魚を料理する生活を送り始めます。ショーンが生まれる前に、ジョンとヨーコは、かねて関心のあったマクロ…
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新アルバム発表 ポールの衰えない意欲は食生活と深い関係が
ポール・マッカートニーの音楽活動への意欲は衰えることを知りません。昨年12月、コロナ禍の影響下にある英国で「マッカートニーⅢ」をリリースしました。予定されていたヨーロッパツアーがコロナによって中止に…
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ポールは高尾山の頂上で「かき揚げそば」をリクエストした
1970年代初頭に、ポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニー夫妻は肉類を取らない食生活を始めました。その後、リンダは英国でベジタリアンフードの会社を起こし、後に米国にも進出しています。当時、事…
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そして、ポールとリンダ夫妻は本格的な菜食主義を選んだ
2020年12月、新アルバム「マッカートニーⅢ」がリリースされました。ポール・マッカートニーは、ロックダウン下の英国でもそのエネルギッシュな活動ぶりは健在のようです。 1968年、すでに菜食…
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ジョージは肉や魚を調理するのも食べるのも許さなかった
ビートルズのメンバー4人が経緯こそ異なるものの、それぞれが菜食主義者になったことは、これまでも述べてきました。 メンバーの中で最初に本格的な菜食主義を取り入れたのはジョージ・ハリスンでした。…
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玄米を炊くときジョンの水の測り方は「日本流」だった!
昨年2020年は生誕80年ということもあり、ジョン・レノンの話題が国の内外を問わず、多くのメディアで取り上げられました。そのジョンがオノ・ヨーコとの出会いによって大きな影響を受けたことは周知の事実で…
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いまもポールとリンゴが元気な理由は「菜食中心の食習慣」
ビートルズの4人は最終的には菜食主義者(ベジタリアン)になりました。ジョージ・ハリスンの場合はヒンズー教の影響、ポール・マッカートニーは動物愛護、ジョン・レノンは玄米を中心とした自然食療法(マクロビ…
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菜食主義者のリンゴ・スターが摂取する動物性食品は卵だけ
ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターは1940年生まれです。彼は6歳の時、虫垂炎と腹膜炎を併発し、1年以上入院していたことがあります。また13歳の頃、風邪をこじらせて肺炎になり、さらに胸の疾患(…
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「化学的に処理されたものは食べない」がジョンの食生活
以前にもお話しした通り、ジョンは、ジョージの影響もあって、1967年ごろにベジタリアン(菜食主義)の食事を経験しています。 インドに滞在した際にも、ジョンはスパイスの効いたベジタリアン用の食…
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メンバーはリラックスし副交感神経優位の状態になっていた
日本で1969年に発売された「ザ・ビートルズ」というアルバムがあります。ジャケットが真っ白だったことから通称「ホワイト・アルバム」と呼ばれ、ビートルズのオリジナルアルバムとしては異例の2枚組になって…
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食事にも影響が なぜ、彼らはインドに魅かれていったのか
1963年春、母国イギリスでブレークしたビートルズは10月以降、本格的なツアーとレコーディングに追われる日々を送ります。 64年2月に始まった全米ツアーの時には、ホテルと演奏会場に缶詰めにさ…
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66年初来日の滞在ホテルで加山雄三とスキヤキパーティー
今から54年前の1966年、6月29日未明にビートルズは来日しました。彼らの宿泊先は、東京ヒルトンホテル(現・ザ・キャピトル東急ホテル)で、7月2日まで滞在していますが、その間、彼らはどのような食事…
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ハンブルクでの活動中、彼らの食生活はひどいものだった
ビートルズのメンバーの中で、最も早く結婚したのはジョン・レノンです。当時の妻シンシアの著書「医師が認知症予防のためにやっていること。」(シンシア・レノン著、河出書房新社)には、そのころのことがつづら…
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菜食主義者だったポール 婚約者宅でのある日の夕食メニュー
私は、10代のころからビートルズの大ファンでしたが、彼らの情報をすべて知ろうと、これまでにバンドとしてのビートルズやビートルズの各メンバーについて書かれた本をたくさん読んできました。 食生活…
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健康の重大要素「ポールの食」にメタボを遠ざけるヒントが
78歳の現在もなお、「老化知らず」のパワフルなステージパフォーマンスを続けているポール・マッカートニーについて、これまで少しずつ紹介してきました。 私が直接目にした、ポールのライブステージ上…