ジョンの「プチ・ベジタリアン生活」と大腸がんリスクの関係
ジョン・レノンの「主夫生活」時代(1975~80年)の暮らしぶりはあまり語られていません。
ジョンとヨーコは身体浄化のためジュースだけの食事法を行ったり、心身のバランスを取るためのヨガや瞑想などを行ったりしていたようです。
80年9月の「PLAYBOY」誌のインタビューでは、記者の質問に対して、普段はマクロビオテック(玄米菜食)の食事を取っているものの、時には家族でピザを食べにいくこともあると答えています。
しかし通常は、魚と米、丸ごとの穀物、野菜だけを取るように努力していること、バランスを考えつつ、その土地固有の食べ物(マクロビオテックで教える「身土不二」=土地の旬の食品や伝統食こそ体に良いという考え方)を中心に取ることを心がけつつも、時にはベジタリアン食以外のレストランで食事を楽しむこともあったようです。
いささか手前みそになりますが、この食のスタイルこそ、私が推奨する「健康的なプチ・ベジタリアン生活」そのものといえます。
当時のジョン・レノンの生活ぶりをうかがわせる興味深い話があります。