「化学的に処理されたものは食べない」がジョンの食生活
以前にもお話しした通り、ジョンは、ジョージの影響もあって、1967年ごろにベジタリアン(菜食主義)の食事を経験しています。
インドに滞在した際にも、ジョンはスパイスの効いたベジタリアン用の食事で十分満足することができました。
インドから帰国後、あるトークショーで「瞑想を通して、僕はいつも自分自身に内在しているスペシャルエネルギーに触れることが可能になったんだ。昔なら、物事がうまく運んで調子の良い日にだけ、このエネルギーに気づいたんだけどね」と述べています。
アルバム「レット・イット・ビー」に収録されている名曲「アクロス・ザ・ユニバース」(実質、ジョンの作品)はインドでの瞑想世界から生まれました。
インド訪問後のジョンはシンシアと別れ、69年にヨーコと再婚。以来、彼女を通じて日本文化の影響を受けることになります。
ビートルズ解散後、世界的に大ヒットしたジョンの代表作「イマジン」のコンセプトに、ヨーコが大きく関与していることがその後、広く知られるようになり、共作者としてヨーコの名前の併載が3年前に認定されました。