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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「ラストマイル」ヒットで盛り上がる映画界 役の引き出しが多い満島ひかりの演技力が光る

公開日: 更新日:

 視聴者離れが続き「朝ドラ」だけが際立つドラマ界より、映画界のほうが盛り上がっているように見える。東宝系列の事務所に所属する長澤、浜辺が映画に重心を移していることからも、映画に対する強い思いがうかがえる。

 事務所から独立してフリーになる俳優が後を絶たないが、映画界にとってフリー俳優は大歓迎。事務所に所属していれば、仕事の話は事務所を通すのが原則。ワンクッションおく手間が省け、監督や製作陣から直接、本人にオファーすることが可能になる。

 俳優側も、ギャラ交渉など多少の面倒はあっても、話し合って自分の判断でやりたい仕事も選べるメリットは大きい。最近は個人的な付き合いのある芸能関係者がエージェント的なことをサポートしてくれるケースもあるという。

 今年4月に独立した黒木華も10月、11月と続けて出演映画が公開される。

 満島主演映画のヒットはフリー俳優にも大きな影響を与えそうだ。

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