友達史上最強ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック説…LINEの異変はSOSのサインかも
毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。
自分は大丈夫でも身近な人のメンタルが気がかりな人もいるでしょう。今回は、メンタルが心配な家族や友人がいる人に向けて、LINEで判断する異変のサインをご紹介します。
当てはまる人は注意! LINEで判断するメンタルの異変サイン
1. 記憶力が低下してくる
メンタルが“黄信号”な状態の時、人は記憶力が低下したり、物忘れがひどくなったりすることがあります。
こちらの女性は、ずっと前から楽しみにしていたディズニーランドに行く前日、友達に待ち合わせ時間をどうするか連絡しました。すると、相手からは「明日ってなんだっけ?」との返信が…。
友人が大のディズニー好きだったので、この時点で異変を感じ、「明日はディズニーランドだよ!」とLINEを送ると、「ごめん、忘れてた。私明日行けないかも」と返信が届いておかしいと確信したといいます。
笑顔も少なくなっていたので、心配になり家に会いに行くとメンタルがおかしい状態だったため、カウンセリングに連れて行ったそう。
メンタルが弱っているとLINEのやりとりにも変化が出るのですね…。
2. ものすごくネガティブ
メンタルが落ちている人は、ネガティブな思考に囚われやすくなるのも特徴の一つ。
こちらの女性は、友達から「最近すごくつらい」とLINEがきて驚きました。「どうしたの? 話を聞くよ!」と返したものの、引き続きネガティブな返信が…。
「彼氏が心配して毎日電話くれるけど、たぶん私を面倒で重荷だと思っているはず」と、心配しているようでした。そこで「そんなことないよ! 毎日電話くれるんでしょ?」と送ると、「わかった! もしかして今あなたも私を面倒だと思ったよね。変なLINEしてごめんなさい」と、ネガティブな捉え方ばかりが返ってきます。
この後、病院に連れて行くとうつ病だと診断されたそうです。ネガティブな発言が多いと離れていく友達も多い中、心配して手を差し伸べられるのが素晴らしいですね!
3. 妄想が激しい
メンタルがかなりやられてくると、妄想がひどくなる人もいます。こちらの女性は、ある日幼馴染からおかしなLINEが届きました。
内容は、「実は今、海外のストーカーに監視されていて、命が狙われている」というもの。びっくりして「どういうこと!?」と確認すると、「インスタで知り合った海外の人にストーカーされていて、Wi-Fiをジャックされた。うちのテレビを通じて部屋を監視している」のだそう。
冷静に、「Wi-Fiをジャックしたり、海外からテレビ画面を通じて部屋を見張るのは難しくない?」と伝えてもまったく通じず会話が噛み合わなかったといいます。
幼馴染だったので親御さんに連絡をとり、今は実家で静養中。妄想まではじまってしまうと心配ですよね…。
メンタルが心配な友達はLINEでの異変サインを見逃さないで
もしメンタルが弱い友達がいたら、ぜひLINEのやりとりに注目してみてください。もしも、LINEにいつもとは違う異変が感じられたら、様子を見ながらカウンセリングや病院などを紹介しましょう。
SNSで病む人もいますが、賢く使えば人を助けることもできるはず。ぜひ皆さん、意識してみてくださいね。
(※LINEのやりとりの画像は、エピソードをもとに編集部で作成したものです)
(コクハク編集部)