阪神和田監督の評価急落…囁かれはじめた岡田彰布氏“再登板”
「本当に続投が白紙になったら、あの人しかおらんやろうな」
複数のスポーツ紙が和田監督続投白紙を報じた9日、阪神の周辺からはこんな声が漏れ始めた。
ちょっと負けが込むと球団の方針がコロッと変わるというのであれば、いかにもこのチームらしいと言えなくもないが、冒頭の「あの人」とは、阪神元監督の岡田彰布氏(56)のことらしい。
「球団としては和田監督を続投させるのが基本路線。しかし、8月下旬の広島戦から5カードを消化して勝ち越しは1回。勝負どころとみられていた9日の巨人戦も、エースのメッセンジャーを立ててボロ負け。逆転優勝はますます遠のいた。2年連続の『9月急降下』にファンはあきれている。当然、和田続投には納得せず、こういう試合をしてしまうチームの改革ができる人物を、というムードになる。とはいえ、掛布育成&打撃コーディネーターは借金問題で大変らしいし、ファン人気の高い金本や矢野といった若手OBも引退後は入閣さえしていない。平田二軍監督らも候補に挙がるだろうが、チームの改革者としては、04年から5年間監督を務め、優勝1回、Aクラス4度の実績がある岡田氏に託す、という選択肢も出てくると思う」