阪神和田監督の評価急落…囁かれはじめた岡田彰布氏“再登板”
岡田監督は05年、「常勝軍団」の落合中日を下してリーグ優勝。シーズン終盤、2位中日と3ゲーム差で迎えた9月7日の中日戦で、守護神の久保田に対し、自らマウンドに向かい「めちゃくちゃやったれ。オレが責任を取る」と熱い言葉をかけ、大勝負に勝ったことがある。評論家を務めるスポーツ紙では連日、阪神に提言。「今成は2番に固定」「シーズン終盤は違う戦いを」などと指摘している。
「調整型の真弓、和田でチームは勝負弱くなった。独裁型の岡田監督は自ら陣頭指揮を執り、ぬるま湯体質を払拭し、チームに厳しさ、勝利への執念も植えつけることが期待される。真弓や和田のように、フロントの言うことを全部が全部聞いてくれる監督ではないだろうが、短期間でチームを変えるには“劇薬”が必要。岡田自身も、オリックスの監督を辞めて2年が経ち、ユニホームが着たくてウズウズしているようですから」(別の阪神OB)
巨人に2-8で負けた和田監督は試合後、「われわれは前を向いていくしかない」と言った。意地を見せられるのは限られた時間しかない。