経済ニュースの核心
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いわき信組で現金着服事案2件発覚…金融当局がニラむ「175億円公的資金」返済計画
金融当局内部では「青白い怒りの炎」(関係者)が広がっているらしい。福島県いわき市に本店を置く、いわき信用組合で多額の不正融資と、職員による2件の現金着服事案の隠蔽が発覚した。 旧経営陣らが市…
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野村証券のリテール営業が“崩壊危機”…社員が強盗殺人未遂で逮捕の衝撃
四半世紀余り前の事件を想起した金融関係者も少なくなかったに違いない。証券最大手・野村証券の広島支店勤務の29歳男性社員(懲戒解雇済み)が顧客夫婦に睡眠作用のある薬物を飲ませたうえ居宅に火を放ち、現金…
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ワタミが「サブウェイ」買収も…マックと肩を並べる国内3000店への道筋は険しい
果たして「ケンタッキー」を追い抜き、「マック」の背中をその視界にとらえることができるのか。居酒屋チェーンと「宅食」を展開するワタミがファストフード事業に本格参入する。 先月下旬、サンドイッチ…
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金融庁職員らのインサイダー疑惑相次ぎ…監視委はこうして“標的”に狙いをつける
インサイダー取引──などともったいぶった名前が付いているが、何のことはない。要するに「賭場」での「いかさま」であり、「インチキ」である。 しかもその賭場の運営主体や規律づけを担う組織の一員自…
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石油化学大手“ガチンコ再編”の可能性…エチレン稼働率が27カ月連続で大台割れへ
過去最長記録の約12年ぶりの更新がほぼ確実視される情勢となっている。といっても「栄えある話」ではない。むしろ真逆だ。 合成樹脂をはじめとする大半の化学製品の基礎原料となるエチレンの製造設備に…
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非鉄大手のJX金属が来年上場へ…ENEOSからの“親離れ”で生じる財務の不安
社内では安堵や期待、不安など複雑な感情が交錯しているらしい。石油元売りトップ、ENEOSホールディングス(HD)の完全子会社で非鉄大手のJX金属が東京証券取引所への上場申請に踏み切った。 順…
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ヤマハ発動機は過去最高の業績なのに…日髙祥博社長「辞任」の衝撃と波紋
超克するには乗り越えるべき壁があまりに厚かったということか。ヤマハ発動機(ヤマ発)の日髙祥博社長が9月末、辞任した。後任は渡部克明会長が兼務する。 日髙氏は同16日午前3時ごろ、静岡県磐田市…
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高速船2社どうなる? JR九州高速船は不祥事隠蔽、4期連続赤字の瀬戸内汽船は“逆張り”投資で大博打
海運業界関係者らの間で今、2つの高速船運営会社の行く末に注目が集まっている。 浸水していることを隠蔽して運航を続けていたJR九州の子会社、JR九州高速船(福岡市)と、債務超過に陥って経営難に…
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「十八親和銀」は支店の上に賃貸寮を併設…金利復活で変わる地銀の“店舗戦略”
ふくおかフィナンシャルグループ傘下で長崎県地盤の十八親和銀行が“異色”の店舗開発に乗り出す。「賄い付き」の賃貸寮を併設した銀行支店で、既存の新大工町支店・馬町支店(長崎市)を建て替える形で2026年…
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「特需」に沸き立つ日本の港湾用クレーンメーカー…米中対立の余波で“棚ボタ”ウハウハ
日本の港湾用クレーンメーカーがちょっとした「特需」に沸き立っている。米国政府が2月、港湾インフラの再整備に向こう5年間で200億ドル(約2.8兆円)を投じる方針を打ち出したためだ。 信頼でき…
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電気自動車が世界で失速…巨額投資に見合わぬ販売実績、ベンツやボルボが計画断念
「EV(電気自動車)失速」が世界の自動車大手を揺さぶっている。 独メルセデス・ベンツは2030年としていた「完全EV化」計画を撤回。同じく30年までに「全ての新車をEVにする」としてきたスウェ…
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福井県敦賀市を断ち切る「2つの断層」とは…北陸新幹線延伸計画はどうなる?
「この街には今2つの断層が折り重なっている」。市関係者の一人はこう嘆息する。 福井県敦賀市──。JR東京駅から富山、金沢を経て西進してきた北陸新幹線の鉄路はここ敦賀で断ち切られる。これが1つ目…
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だから「日清食品」は業績絶好調なのか? 小売業者への価格引き上げ圧力を公取委が警告
この手の“犯罪”は脱税と同様に極めて「タチが悪い」(法曹関係者)とされている。被害者を特定することが困難なためだ。端的に言えば被害者は国民であり、消費者ということになるが、では自分が具体的にどれくら…
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グリコの上期決算は利益半減…長引くシステムトラブル原因究明で一部製品は今も出荷停止中
「はるか昔の記憶が蘇りましたよ」。製菓業界首脳OBのひとりがこう振り返る。1984年から翌85年にかけて関西を主舞台に繰り広げられた「グリコ・森永事件」ーー。犯人グループによって大手食品メーカーが次々…
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製薬企業リストラ相次ぎ、次の焦点に…小野薬品「オプジーボ」特許切れで生じる衝撃波
新薬創出型の製薬企業にとってリストラはもろ刃の剣──だ。「カネ食い虫」(業界準大手首脳)とされる多額の研究開発費が減ってコスト構造の改善が見込める半面、頭脳流出で「明日のメシのタネ」(事情通)まで失…
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ライバル登場で株価急落…エーザイの認知症治療薬を巡る「明と暗」
“刺客”現る──とでもいったところか。エーザイと米バイオジェンが共同開発した世界初のアルツハイマー型認知症治療薬「レカネマブ」に手ごわいライバルが登場する。製薬大手の米イーライ・リリーが手掛けた「ドナ…
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日立が家庭用エアコン「白くまくん」切り捨て…業務用とで雇用にも明暗
地球温暖化で北極海の氷が解け出すことで絶滅の危機に瀕(ひん)しているとされるホッキョクグマ。餌となるアザラシを思うように捕獲できず、衰弱死してしまうためだ。現在の生息数は約2.6万頭。2100年まで…
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“バーバリーロス”乗り越え7期ぶり黒字転換も…三陽商会にのしかかる経営課題
因果応報──というべきか。それともリストラされた社員らの怨念か。 2015年に40年以上にわたって続いた三陽商会とのライセンス契約を打ち切り、三陽を奈落の淵にまで追い込んだ英高級ブランドのバ…
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後発薬の品不足や供給混乱が続き…厚労省が「薬」業界再編へジリジリ圧力
後発薬メーカーに対する再編圧力が日増しに高まっている。今年5月に厚生労働省の有識者会議が「(製品の安定供給など)構造的課題を解決するには再編が必要」とする提言を公表。今月上旬には厚労省に後発薬大手首…
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営業赤字が11期続くダイドーリミテッド「還元セール」の原資は…100円配当に50億円の自社株買い
対立の構図を払拭し、融和ムードを演出する意図もあったのか。「ニューヨーカー」や「ブルックスブラザーズ」などのブランドを展開するアパレルの老舗、ダイドーリミテッドが先週末、取締役全員が出席するという、…