長生きする読書術
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「やせる経済学」ロバート・バーネット、クリストファー・ペイン著、月沢李歌子訳
減量を成功に導く知識は、栄養学か、はたまた運動科学か。本書はそれを、経済学であると断言している。 私たちが食べ過ぎてしまう理由は、経済学で解明することができる。それは、過去半世紀の間に食べ物…
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「聞こえの悪さがボケの始まり」坂田英明著
早い人では40代から始まる「老人性難聴」。内耳の蝸牛にある有毛細胞の数が、年齢とともに減少していくことが原因である。年を取れば多少耳が遠くなるくらい仕方がないと思うかもしれない。しかし、認知症とも関…
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「しつこい不調の原因は『慢性上咽頭炎』だった!」堀田修著
頭痛やめまい、不眠、全身倦怠感、胃部不快感など、確かに体の不調があるのに、異常が見つからない。軽いうつから来るのではと診断され、抗うつ剤を処方されたが症状は改善されない……。このような悩みに対して、…
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「はく・すうの法則」有吉与志恵著
私たちが1日に行う呼吸はおよそ2万回。これを正しく行うだけで、ポッコリお腹や猫背を解消し、自律神経を整えることもできると本書は解説している。 息を吸うときは横隔膜が下がりお腹が膨らむ。息を吐…
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「牛乳のワナ」船瀬俊介著
牛乳は体によいと信じてきた人には、本書は戦慄の内容である。牛乳は飲めば飲むほど体に害を及ぼし、各種のアレルギーや動脈硬化、そしてがんも招くと警告しているのだ。 そもそも牛乳は、子牛以外の動物…
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「内臓脂肪がストン!と落ちる食事術」江部康二著
中年体形の象徴であるポッコリお腹。へこませたいのはやまやまだが、運動はツラいし続かない……。しかし、運動などしなくても、簡単にお腹の脂肪をスッキリさせる方法がある。本書が紹介する、1日2食の食生活と…
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「人生を変える夜はちみつダイエット」田井祐爾著
食事制限をしても運動をしても体重が減らない。そんな人に本書がお勧めするのが、就寝前に大さじ1杯の甘いはちみつをなめること。ダイエットの常識からは考えられないことだが、これによって寝ている間に体脂肪が…
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「快眠は作れる」 村井美月著
人間は、基本的に、昼は覚醒し、夜は眠くなるという生体リズムを繰り返している。これは、体内時計によってコントロールされているメカニズムだ。 かつて体内時計は、脳にのみ存在すると考えられていた。…
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「本当に怖いのは、第三の脂肪」秋津壽男著
肥満とは、食べ過ぎたものが脂肪として体内に“必要以上に”たまっている状態を指すが、健康へのリスクがあるのは皮下脂肪や内臓脂肪だけではない。近年注目されているのが、「異所性脂肪」と呼ばれる第3の脂肪だ…
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「歯周病は1日で治せる!」清水智幸著
歯周病は高齢者の病気などと思っていたら大間違い。日本では20代で約7割、30~50代では8割もの人が歯周病にかかっているといわれる。 きちんと歯を磨いているという人でも、想像以上の磨き残しが…
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「やってはいけないセルフケア」財前知典著
肩コリや腰痛がつらいとき、患部をマッサージしても無駄であると本書。その理由は、痛みの原因は患部にあるわけではないためだという。 私たちの体には、動作のクセによって“頑張っている部分”と“サボ…
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「朝食はからだに悪い」テレンス・キーリー著 野中香方子訳
朝食と健康に関する研究は数多く、その多くが「健康のためには朝食が大切」という論調だ。しかし、ワシントンの科学研究センターで食糧政策の研究に携わる著者は、多くの朝食研究は食品業界から資金提供を受けてお…
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「睡眠の常識はウソだらけ」堀大輔著
「睡眠は体によいものである」と、多くの人が考えている。しかし、本書では「寝過ぎは害である」として、さまざまな研究結果を示し、これまでの睡眠の常識を一刀両断している。 例えば、睡眠中は免疫力が低…
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「百歳を生きる処方箋」石川恭三著
杏林大学名誉教授であり、今年で83歳の現役内科医が教える、「人生100年時代」への向き合い方。 高齢者の認知症予防と体力維持のため、著者は5つの習慣を取り入れることを提唱している。そのキーワ…
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「『空腹』こそ最強のクスリ」青木厚著
生活習慣病治療の専門医である著者は、「“1日3食取るのが体にいい”は間違いである」と断言する。それは近年研究が進み、2016年には東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した「オ…
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「世界最新の太らないカラダ」ジェイソン・ファン著 多賀谷正子訳
肥満の原因として真っ先に思い浮かぶのは、食べ過ぎと運動不足。しかしカロリーを減らして運動量を増やしても、理想通りに痩せることは不可能だと世界的な減量専門医である著者は断言する。 減量の鍵を握…
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「熟睡の習慣」西野精治著
睡眠に関するさまざまな国際調査を見てみると、日本人の睡眠時間はワースト1位か2位。世界最低レベルであるうえ、年々減少し続けているという最悪の状況だ。健康を考えるなら、今すぐ睡眠を見直す必要がある。 …
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「最強のアンチエイジング 食事術51 運動術26」 黒田愛美著
アンチエイジング専門医であり、トライアスロンの日本代表選手にも選ばれた経験を持つ著者は、健康志向の人が体にいいと思ってやっている多くのことが、実は逆効果になっている可能性が高いと警告している。 …
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「『腸』が喜ぶお酒の飲み方」藤田紘一郎著
お酒の飲み過ぎが肝臓に負担をかけることは広く知られているが、実は他にも大きな負担を強いられている臓器がある。それは、腸だ。 体内に取り込まれたアルコールのうち、胃から吸収されるのは20%ほど…
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「本当はこわい排尿障害」高橋知宏著
中高年になると増えてくるおしっこの悩み。頻尿などが起きても“年だから”と諦めてしまう人も少なくない。しかし、排尿障害の症状はこれだけにとどまらず、陰部のかゆみや胃痛、めまいといった、おしっことは無関…