テレビが10倍面白くなるコラム
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「朝メシまで。」ゴールデン進出! 真夜中に働く無名プロの仕事ぶりと朝食を好演出で紹介
いいとこ取りもここまで堂々とやると、いっそすがすがしい。ゴールデンタイムに進出したテレビ朝日系「朝メシまで。」(水曜夜7時)は、世間が寝静まっている真夜中に働いている人たちの仕事ぶりとその朝食を紹介…
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テレビの「街で外国人観光客に聞きました」ってヤラセはない? “ニッポンすばらしい”ばかり
この夏、テレビのワイドショー・情報番組でやたら目に付くのが、「街で外国人観光客に聞きました」という特集だ。これが実につまらないばかりか、なにかあやしい。 東京の浅草、銀座、御徒町、さらに京都…
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「ウルトラマンブレーザー」は半沢直樹“特撮版”! おっさんを主人公に据えたテレ東の狙い
子どもがこんなの見るかなあと心配された特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」(テレビ東京系・土曜朝9時)が、なかなか評判である。 変身する主人公ヒルマ ゲントは、怪獣に対応する分遣隊の隊長なの…
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浜辺美波の“すえちゃん”「らんまん」での主人公を食う大活躍にNHK朝ドラファンが大喝采
NHK連続テレビ小説「らんまん」もあと1カ月ほど──。主人公の植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)の生活力ゼロ・植物バカぶりも見飽きてきたこのタイミングで、「おお~、やるじゃないの」と朝ドラファンをあ…
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「VIVANT」堺雅人の自衛隊秘密組織「別班」とはどんな組織なのか…本当に実在する?
堺雅人がとんまな商社マンのままのはずはないよなと、みんな見ていたはずだが、TBS系日曜劇場「VIVANT」は後半の宿命編がスタートし、堺の乃木憂助こそが「別班」だった。正体を現した乃木、野崎守(阿部…
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NHK終戦ドラマ「アナウンサーたちの戦争」は自社の“黒歴史”をどこまで描くのか?
「今年のNHKスペシャルの終戦シリーズは、若者向けの企画が目立ちます。デジタルネーティブ世代は社会的関心が高く、戦争嫌い・平和志向も強いので、そこを意識した番組作りになっています」(メディアアナリスト…
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「ばらかもん」&「ハヤブサ消防団」 “田舎暮らし”描いた夏ドラマの美しい海や里村はどこに?
新型コロナ騒動でリモートワークが広がったからということでもないだろうが、「田舎暮らし」の夏ドラマが2本並んだ。 「ばらかもん」(フジテレビ系)と「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)。「ばらかもん…
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「この素晴らしき世界」は“代役”若村麻由美で大当たり!巨漢教祖との醜聞から20年目の復活
若村麻由美が大バズリだ。再放送も含めると、出演中のドラマは現在4本。「この素晴らしき世界」(フジテレビ系・木曜夜10時)は、平凡でお人よしのパート主婦が、大女優にそっくりだったばかりに始まる替え玉ド…
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TBS役員待遇の安住紳一郎、ゆくゆくは社長? アナウンサーはTV局でどこまで出世できるか
TBSの安住紳一郎(49)はこの7月1日付で、テレビ総合編成本部アナウンスセンターの局長待遇エキスパート職から役員待遇エキスパート職に昇格、現役アナの“重役”はTBSでは初めてという。退社してフリー…
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岩田明子氏はコメント下手すぎ…元NHK名物記者もワイドショーじゃ使えない?
先週末は安倍晋三元首相の銃撃死1年の特集を組んだテレビ番組が多かったが、意外に出番が少なかったのがNHK元解説委員・岩田明子だ。 「アベに最も食い込んだ女性記者」がキャッチフレーズなのだから、…
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NHK朝ドラ「らんまん」絶好調に数々の“仕掛け”…「ん」で終わるタイトルは必ずヒット?
NHK連続テレビ小説「らんまん」は、後半に入っていよいよ快調である。視聴率も尻上がりで、リアル視聴と録画視聴を合わせた総合世帯視聴率は20%を軽く超える。 人気の秘密は何か。よく言われるのが…
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人気歌舞伎役者が勢揃いなのに…NHK放送法違反指摘でケチ付いたBS時代劇「大富豪同心(参)」
自殺幇助容疑で逮捕された市川猿之助の東京・明治座公演(5月)で代役を務めた中村隼人が主演というだけで注目だが、松本幸四郎、尾上松也らも出演するとあって、歌舞伎ファンも楽しみにしていた時代劇ドラマが始…
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河野景子も膳場貴子も…「週刊朝日」の表紙を飾って女子アナになった「あの人」はいま
先月末で休刊となった「週刊朝日」の名物企画のひとつが、「女子大生表紙」だった。 第1号は熊本大の宮崎美子で、表紙を飾った女子大生はおよそ260人。掲載をきっかけに芸能界からスカウトされること…
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所ジョージは好かれ、たけしは嫌われる…2人の“大御所”は何がどう違うのか?
今月発売された「DA PUMP」の新曲「サンライズ・ムーン~宇宙に行こう~」は、思わず踊りたくなるスピード感あるポップスで、オリコン週間ランキングではベスト10入りだ。作詞・作曲は所ジョージ。間もな…
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大人気の青森アイドル王林が証明する「タレントに必要なのは地頭の良さ」
TBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」の王林が、「ドラマでも様になってるじゃないの」とテレビの構成作家の間でなかなかの評判である。 福山雅治演じるFBI特別捜査官・皆実広見が定宿にし…
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今年の紅白歌合戦 ジャニーズ系は「6組→3組」に? NHK内で強まる「癒着見直そう」の声
NHKは、今年末の紅白歌合戦の出場者をどうするかで頭が痛い。そのためのミーティングなどはまだ開かれていないが、関連部署では「社会問題にもなって、クロ現(クローズアップ現代)でもやったわけだし、これま…
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前田敦子、波瑠、橋本環奈のコメディードラマが支持される理由…配信再生でキムタク超えも
木村拓哉も福山雅治もいまひとつの今期ドラマの中で、コメディエンヌが豊作である。 まず、「彼女って、こんなにはじけてたっけ」と話題なのが、NHK「育休刑事」の前田敦子だ。育休中の捜査1課刑事の…
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キムタク「教場0」がお巡りさんから総スカン! 交番勤務を見下した指導官の決めゼリフ
「あのドラマ、いかがなものですかねえ。お巡りさんは嫌な思いをしてますよ」──警察庁OBがこう話すのを聞いた。 フジテレビ系ドラマ「風間公親-教場0-」である。 主人公の風間公親(木村拓…
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水卜麻美や安住紳一郎はアナウンサー失格? 番組で「泣く」「泣かない」それぞれの言い分
アナウンサーは番組の中で泣いていいか、絶対にNGか──テレビ局の垣根を越えてエースアナたちが語り合ったNHK番組「アナテレビ」(5月3日放送)で、2つに割れた。 出演したのは高瀬耕造(NHK…
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「らんまん」志尊淳が健気に演じ“竹雄推し”急増中! 実在のモデル「和之助」波乱の後半生
日本の植物学の草分け・牧野富太郎をモデルにしたNHK連続テレビ小説「らんまん」は、今月から若者3人の恋模様に突入した。主人公・槙野万太郎(神木隆之介)は家業の造り酒屋「峰屋」をほったらかしにして、今…