松本人志裁判はどれくらい続く? TV界では「もう終わった人」…最高裁勝訴でも復帰は65歳か
松本人志の番組出演はほぼなくなった。ご本人は週刊文春を相手取った裁判の目鼻がついたら復帰するつもりだろうが、テレビ局側はもう松本は使わないという。裁判は負けが濃厚だし、CMスポンサーもすでに離れてしまっているからだ。
松本の提訴はどんな展開になるのか。名誉毀損による損害賠償、記事取り消し請求の裁判を何度も経験した週刊誌の編集幹部は、「松本さんは完敗」とみている。
「こうした裁判でメディア側が負けるのは、取材のときは写真やメールなども見せて具体的に話してくれていても、裁判では取材源の保護などで証言してもらえないときです。でも、週刊文春の記事で告発しているA子さんは法廷に立つと言っていますから、松本側は守勢一方でしょう。吉本興業が裁判を支援するかも怪しくなってますしね。それぞれの弁護士も格が違いすぎます。松本側の田代政弘弁護士は捜査報告書に虚偽記載をして懲戒処分を受けた元検察官で、弁護士活動はまだ10年。名誉毀損のメディア裁判の経験もほとんどないようです。一方、文芸春秋の顧問弁護士の喜田村洋一さんは、弁護士歴50年近いベテランで、数々の裁判でメディア側を勝たせてきました。ジャニー喜多川の性加害を認めた裁判の文春側代理人も喜田村さんでした。相撲でいえば、横綱と十両の取組です」