Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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BRCA遺伝子の変異でリスクが高まる7つのがん 日本人10万人調査で判明
乳がんなどの発症リスクを高めるといわれる遺伝子変異があると、胃や食道、胆道などのがんの発症リスクも高まることが明らかになりました。理化学研究所や国立がん研究センターなどのチームが日本人約10万人分の…
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藤子不二雄Aさんは術後7カ月で…大腸がんと腸閉塞の予防の盲点
中高年なら、藤子不二雄さんの作品は人生のどこかで通る道でしょう。私も、「笑ゥせぇるすまん」をはじめファンでしたから、藤子不二雄(A)さん(享年88)が亡くなったことは残念です。 訃報にふれ、…
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演歌歌手・三沢あけみさんは2つのがんを克服 検診と「一がん息災」
理想は無病息災でしょうが、一病息災も悪くありません。それが、がんであってもです。 歌手の三沢あけみさん(76)がテレビ番組で自らのがん経験を語り、話題を呼んでいます。10年前に乳がん、3年前…
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がんの最期 自宅で穏やかに迎えるためのプランを考えておきたい
男性は3人に2人、女性は2人に1人ががんになります。世界有数のがん大国ですから、がんで迎える最期について考えておくことは大切です。その点で、国立がん研究センターの調査を見ると、心もとない現実が浮かび…
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仁科亜季子さんはツルツルに…抗がん剤の脱毛は頭より眉の方がつらい
抗がん剤治療の副作用で脱毛があることは、ご存じでしょう。 女優の仁科亜季子さん(68)は、子宮頚がんや胃がんなど4つのがんを克服。自身のSNSで脱毛についてこう語っています。 「(2人…
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キャシー中島さんは皮膚がんで顔に22針…術後の美容は形成外科医の実力が重要
2度の皮膚がんを克服したキャシー中島さん(70)が、自身のブログでその手術痕について語っています。「写真を撮る時、いつも顔の左側」にしているのは、「右側だけに2か所皮膚癌を手術したあとがある」ためで…
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がん手術後の生存率で明暗 拠点病院を選ぶならセンターより大学が無難
大阪国際がんセンターの研究グループが調べたがんの生存率が話題を呼んでいます。2012年までの3年間に大阪府内でがんと診断されて手術を受けた15歳以上の約8万6000人を対象に、3年後の生存率を分析。…
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男子バレー藤井直伸選手は30歳で…スキルス胃がんの早期発見には内視鏡よりバリウム検査
驚いた人は少なくないでしょう。バレーボールの男子、東レアローズに所属する藤井直伸さんが胃がんであることを公表しました。30歳の若さです。 インスタグラムによると、昨年末の試合から目の不調を感…
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西郷輝彦さん急逝 前立腺がんは「NET化」すると1年生存率27%
「お父さん、お母さんと出会ってくれてありがとう。痛みから解放されて、ゆっくり休んでください」 前立腺がんで亡くなった俳優・西郷輝彦さんの娘でタレントの辺見えみりさんが、SNSに父を追悼するコメ…
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カナダのM・パロ選手はスノボで金メダル 悪性リンパ腫は完治の可能性が高い
北京オリンピックでは日本選手の頑張りもさることながら、がんサバイバーの奮闘も見逃せません。その一人が、カナダのスノーボード男子スロープスタイルのマックス・パロ選手(27)です。2018年、平昌五輪で…
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石原慎太郎さんはすい臓がん再発で…根治にはとにかく手術を
安らかな最期だったそうです。 1日に亡くなった石原慎太郎さんは、直前まで執筆活動を続け、その日は眠るように息を引き取ったといいます。享年89。苦しまずに済んだのは、何よりだと思います。 …
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3回目スタート がん患者のコロナワクチン接種前後の注意点
新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種が遅れています。政府の計画では、1月末までに医療従事者や高齢者、一般・職域を合わせて1469万人を接種する方針でしたが、25日時点で約263万人。対象者の17.…
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運動にはがん予防効果がある 1日15分でもコツコツと続ける
肝炎や肝臓がんのリハビリに体操を。そんな取り組みを続けているのが久留米大の研究チームです。タオルを使った運動やスクワットなど15分ほどでできる内容で、週1回患者を集めて行っているそうです。 …
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三ツ矢雄二さんは前立腺がんで手術を選択 3つの指標で「治療せず」も
健康な前立腺は、尿道を囲むクルミほどの小さな器官です。しかし、肥大するとオシッコが出にくかったり、トイレが近くなったりして、中高年男性には厄介な悩みの種になります。 そこにできる腫瘍が前立腺…
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韓国の女優パク・ソダムさんは切除も 甲状腺がんは経過観察でよしの根拠
韓国の女優パク・ソダムさん(30)が、甲状腺がんで手術を受けたと報じられました。主人公の娘を好演した映画「パラサイト」は、アカデミー賞とカンヌを同時受賞するなど、日本でも話題でしたから、ご存じの方も…
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LUNA SEA河村隆一さんは肺活量を懸念…肺がん手術で「呼吸機能」はこう変わる
肺がんのうち、男性は4割、女性は7割を占めるのが肺腺がんです。肺の奥で酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞の周りにできるタイプで、たばことの関係が薄いことが分かっていまして、たばこを吸わなくても発症しま…
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佐野史郎さんがTVで公表 多発性骨髄腫は幹細胞移植の成否がカギ
俳優の佐野史郎さん(66)が10日のテレビ番組「徹子の部屋」で多発性骨髄腫であることを公表し、話題です。「この年になると体にガタがくると実感している」と語ったように、年間7500人が発症するこの病気…
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京大が2年後実用化へ 打率10割!治療効果予測システムの実力
耳寄りなニュースが報じられました。京大などのグループが進めているがんの個別化医療についてです。端的には「治療効果予測システム」と呼ばれます。これが、とても画期的なのです。 技術のカギとなるの…
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「神田川」を作詞した喜多條忠さんが永眠 肺がん早期発見には最新血液検査がいい?
「貴方はもう忘れたかしら」の歌い出しで知られる「神田川」は、昭和の青春の象徴といわれています。その作詞をされた喜多條忠さんが、肺がんのため旅立ったと報じられました。享年74。10月中旬に入院先から自宅…
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瀬戸内寂聴さんが生前に断言していた がん患者のリハビリの大切さ
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが99年の生涯を終え、続報が相次いでいます。その中に気になる記事がありました。月刊「文藝春秋」が2015年3月号に掲載したインタビュー記事で、92歳で胆のうがんを患ったとき…