秋野暢子さんは疑問を投稿 がんのステージは進行度、では余命との関わりは?
皆さんは、どう思われるでしょうか。女優の秋野暢子さん(65)は18日、自らのブログにがんのステージにまつわる疑問を投稿。「頸部食道癌、下咽頭癌、ステージ1~3、リンパ転移が認められる」と診断を語った上で、「ドクターからステージを言われたとき、患者はどう理解すればいいのか? ステージって何!? ず~と謎なんです」と結んでいます。
秋野さんも触れているように、ステージ1で早く亡くなる方も、ステージ4で長生きされる方もいて、そこに余命宣告が重なると、同じように思う人は少なくないでしょう。
ステージは0~4までの5段階で、数字が大きくなるほどがんが進行した状態です。がんが周りの組織に広がっていくことを、医学用語で浸潤といい、早期とは浸潤していない状態を指しています。
具体的には、食道がんや大腸がんなど粘膜から発生して粘膜下層、筋層へとより深くに伸びていくタイプでは、粘膜にとどまっているか粘膜下層までの状態が早期で、ステージ0か1。筋層より深くに浸潤しているステージ2から進行がんとなります。ほかの臓器に転移した状態が、ステージ4です。