「ゆるめる力 骨ストレッチ」松村卓著

公開日: 更新日:

 実業団の陸上短距離走者の経歴を持つ著者。ケガが多かった現役時代のトレーニングを見直し、古武術等を学んでたどりついたのが、骨を動かすストレッチだ。

 従来のストレッチは体の一部にしか作用せず、体全体のバランスが崩れてかえって自然な動きが妨げられる。しかし、骨を連動させて動かすことで、筋肉のこわばりが効果的にほぐれ、肩こり腰痛などの改善も期待できるそうだ。

 まず試したいのが、「手首ブラブラ」のメソッド。片手の親指と小指で輪を作り、もう片方の手で手首の両側のぐりぐりした部分を押さえる。そして、押さえられた方の手首を左右に7回振る。たったこれだけで腕全体が軽くなり、肩関節のこわばりが取れるという。

 仕事の合間に30秒、やってみては?(文藝春秋 1180円+税)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議