登坂アナはなぜNHKで延命を セクハラもみ消す企業の手口

公開日: 更新日:

 民放と違い、NHKは受信料を徴収。局員のハレンチ行為がバレたら、受信料収入に響く。一般に、個人向けのBtoCの会社ほど、セクハラなどをモミ消す傾向が強いという。手口はどうか。

「概して被害者は、会社の顧問弁護士に相談しますが、顧問弁護士は会社に雇われているので、被害者の話を聞き終えたら最後、“会社目線”の対応になります。『セクハラといっても、証拠はあるのか? なければ、名誉毀損で訴えるよ』と被害者が逆に“恫喝”される。顧問弁護士が被害者を揺さぶって、示談による和解に導くのが一般的な手口です」(新田氏)

 今回のケースで、登坂アナは「NHK在籍時に一切処分は受けておりません」とコメントする一方、被害者女性は「NHKで適正な対応・処分をしていただき……」と主張が食い違う。

「示談のためでしょう。女性は、金銭的な和解とその後の左遷をもって、『適正』としているのだと思います。セクハラをモミ消そうとする会社としては、公の記録に残る処分を下すと、セクハラを認めたことになり、後々そこを突かれたら、こじれやすい」(新田氏)

 “みなさまのNHK”はどこを向いているのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」