佐々木朗希に専属通訳なしの効能 「言葉の壁」で同僚にバカにされるケースもあるが…
メジャー挑戦する日本人選手に、専属通訳が付かないのは異例だろう。ポスティングシステムでドジャースに入団した佐々木朗希(23)のことだ。
日本時間14日は、けん制やフィールディング練習の直前、同僚のシーハンら(25)と談笑するひと幕もあった。
佐々木はロッテのトレーナーや理学療法士らを連れて渡米したが、専属通訳は付かず、緊急時は英語が話せるトレーナーが通訳するという。この日の会見は球団職員が通訳してカバーしたとはいえ、右も左も分からない米国の地で通訳不在でやっていけるのだろうか。
佐々木は週刊文春のインタビューで「野球に関しては、実際、やってみるしかないので、そこまでナーバスにはなっていません」「それよりも生活面での不安の方が大きいですね。英語は全然しゃべれませんから、今、スマホに英単語のアプリを入れて、必死で勉強中です」と話している。
通訳なしなら英語の上達も早いだろうし、「細かいサインプレーやミーティングでは間違いなく通訳が必要になるけど、グラウンド内でのやり取りは通訳抜きでもほとんど困らない」とは元日本人メジャーリーガーだ。