米ツアールーキー山下美夢有 デビュー戦いきなり4位で「イチ抜けた!」

公開日: 更新日:

 米女子ツアーの次戦は20日開幕のホンダLPGAタイランド(サイアムCCオールドC)。予選カットがない今大会は、出場選手数が72人と少ないため、シード選手(80人)でも出場できるかわからないが、最終予選会からツアーメンバーになった岩井明愛・千怜(22)の双子姉妹は、所属先がメインスポンサーなので推薦出場する。竹田麗央(21)も推薦されたが、山下美夢有(23)は出ない。

 同ツアーの予選会からメンバーになった新人は、例年5月と7月の2回、出場優先順位の見直し(リシャッフル)がある。今年の1回目は第11戦「ブラック・デザート選手権」(5月1日開幕)の後だ。そこでCMEグローブポイントランキング(PR)80位以内に入れば、2回目のリシャッフルまでシード選手と同じようにほぼ全試合に出場できる。

 80位以内の目安は100ポイント。前週の「ファウンダーズカップ」がデビュー戦となった山下は、いきなり4位と好成績をあげ、148.33ポイント(現在のPR9位)を獲得。1回目のリシャッフル突破を確定させた。

 新人にとってリシャッフルは〝難敵〟だ。思い出すのが一昨年の西村優菜(24)だ。デビュー戦で予選落ちし、リシャッフルまでの6戦でベストフィニッシュは17位。リシャッフル直前はギリギリの77位(73.99ポイント)。ラストチャンスの大会も31位と振るわなかったが、なんとかPR74位に入って出場優先順位を大きく上げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  2. 2

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  3. 3

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  4. 4

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    だから高市早苗は嫌われる…石破自民に「減税しないのはアホ」と皮肉批判で“後ろから撃つ女”の本領発揮

  2. 7

    中居正広氏vsフジテレビは法廷闘争で当事者が対峙の可能性も…紀藤正樹弁護士に聞いた

  3. 8

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  4. 9

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  5. 10

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及